この記事では、「五目そば」と「うま煮そば」の違いを分かりやすく説明していきます。
「五目そば」とは?
五目そばとは、様々な具材をのせたかけそばや中華そばのことをいいます。
かけそばは日本の麺料理で、そばに温かいつゆをかけたものです。
中華そばは中国風の細い麺で、ラーメンのことを指しています。
五目そばの「五目」には、色々なものが入り混じっているという意味があります。
必ず5種類の具材が入っているというわけではありません。
肉や卵、野菜などの具材が色々入っていることを表しています。
「うま煮そば」とは?
うま煮そばとは、肉や野菜、魚介類などを炒めて餡でとろみをつけ中華そばの上にかけた料理のことをいいます。
うま煮は元々、肉や野菜を甘辛く味付けする煮物のことでした。
広東麺や五目あんかけラーメン、五目ラーメンと呼ばれることもあります。
広東麺は日本で生まれたものです。
日本ではとろみをつけた料理を「広東風」として売り出したため、あんかけをのせたラーメンを広東麺と呼ぶようになりました。
現在はあまりうま煮そばという言い方はしません。
「五目そば」と「うま煮そば」の違い
どちらの料理も、肉や野菜など様々な具材をのせた麺料理を指しています。
五目そばだと、かけそばの場合もありますし中華そば(ラーメン)の場合もあります。
うま煮そばの場合には、中華そばを指しています。
また、うま煮そばはとろみをつけた具材がのっているのが一般的ですが、五目そばはとろみがついていない方が多いです。
ただし、とろみをつけたあんかけ風の麺を五目そばと呼んだりもします。
そのため五目そばとうま煮そばが同じものを指していることもあります。
まとめ
五目そばもうま煮そばも、色々な具材をのせた麺料理のことです。
五目そばはかけそばの場合もありますし、中華そばの場合もあります。
それに対してうま煮そばという場合には、中華そばが使われています。