「ビストロ」と「イタリアン」はどちらも飲食店を指す言葉ですが、それぞれどんな店なのでしょうか。
この記事では、「ビストロ」と「イタリアン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ビストロ」とは?
「ビストロ」とは、「気軽に利用できるフランス料理店」を指す言葉です。
フランス語で「小さな料理店」を意味する「bistro」に由来します。
19世紀頃に誕生した飲食店のスタイルだとされており、日常生活の中で気軽に使える気取らないカジュアルな料理店に対して用いられる表現です。
日本における定食屋や洋食屋に雰囲気は近く、普段着で気軽に訪れられる庶民的なお店です。
「イタリアン」とは?
「イタリアン」とは、「イタリア料理」もしくは「イタリア料理を出す飲食店」を表す言葉です。
イタリアで食べられている伝統的なイタリア料理を表す言葉です。
イタリア料理を出すお店は本来「イタリアンレストラン」ですが一般的には省略して「イタリアン」と呼ばれています。
「ビストロ」と「イタリアン」の違い
「ビストロ」と「イタリアン」の違いを、分かりやすく解説します。
「ビストロ」と「イタリアン」の違いは「料理の種類」です。
どちらも西洋料理の飲食店を表す言葉ですが、フランス語に由来する「ビストロ」ではフランス料理やフランス料理をベースにした洋食が提供されるのに対し「イタリアン」は名前の通りイタリア料理が提供されます。
「ビストロ」は店の雰囲気や規模を表す意味で使うことも多く日本ではフランス料理以外を提供する店もあるため「イタリアンビストロ」という本来ありえないお店も存在しますが、基本的には提供される料理の種類が2つの店の違いです。
「ビストロ」の例文
・『ビストロで食事する』
・『リーズナブルで雰囲気も良い隠れ家的なビストロを見つけた』
「イタリアン」の例文
・『洋食ではイタリアンを好んで食べる』
・『駅前にイタリアンのお店がオープンするらしい』
まとめ
同じ西洋料理店でも「ビストロ」と「イタリアン」では料理の内容も店の雰囲気も大きく異なります。
それぞれどんな店なのか正しく理解しておきましょう。