霊魂の「霊」と「魂」の違いとは?分かりやすく解釈

「霊」と「魂」の違いとは?分かりやすく解釈言葉の違い【2語】

この記事では、霊魂の「霊」「魂」の違いを分かりやすく説明していきます。

「霊」とは?

霊は、れいと読むのが正解な言葉です。

そんな霊は、肉体の中にあるものの独立していて心の本体と言えるものや、目に見えないものの不可思議な働きがあるものといった意味を表します。


「霊」の言葉の使い方

霊は、心の根本と言える本体といった意味の言葉として使われているのです。

基本的に肉体に宿っているものですが、肉体から離れて存在しているものに対しては、幽霊という風にこの言葉を使って表現される事も少なくありません。

他にも実体としては捉えられない摩訶不思議な現象や存在に対して、この言葉が駆使されたりするのです。


「魂」とは?

魂は、たましいと読むべき言葉となっています。

主に生き物の肉体に宿って心の働きをするものを示すのです。

更に心の活力や精神、なくては成立しない程大事なものといった意味を持つ言葉となっています。

「魂」の言葉の使い方

魂は、生物の体内に宿って心の働きの大本となるものといった意味で使われる事が多い言葉です。

加えて、気力や精神といった意味で、この魂という言葉が用いられる事もあります。

「霊」と「魂」の違い

霊と魂の漢字表記を見比べると、見た目も読み方も特に似てはいません。

ただし共に漢字1文字で表記される言葉であり、肉体に宿って心の働きを行うものという同じ意味を持っているのです。

とはいえ霊は、肉体から離れて人目に触れてしまった存在にも使用される言葉となります。

一方の魂は、気力や心の活力といった意味も示すのです。

まとめ

2つの言葉はどちらも漢字1文字で表記可能であり、心の根本で生物の体に宿るものという同じ意味を持っています。

もっとも霊の方は、幽霊といった言葉の様に、肉体から離れた状態に対しても使われる言葉です。

対する魂は、それなしでは成立しない程に重要なものや、精神といった意味を指し示す言葉としても用いられています。