この記事では、「高望み」と「身の程を知らない」の違いを分かりやすく説明していきます。
「高望み」とは?
高望みとは、自分の身分や能力よりも高い望みを持つことをいいます。
身の丈に合わない分不相応な望みを表しています。
高望みの「高」は、自分の今の地位や能力などに比べて高い望みであることを指します。
自分の能力では到底叶えられそうもないのが高望みです。
「身の程を知らない」とは?
身の程を知らないとは、自分の身分や能力をわきまえていないことをいいます。
「身の程」には、自分の能力や能力などの程度という意味があります。
自分の身分や能力をわきまえず、出しゃばった行動をとることを指したりもします。
身の程知らずや身の程を弁えないといった言い方をすることもあります。
「高望み」と「身の程を知らない」の違い
高望みも身の程を知らないも、自分の身分や能力をわきまえていないことを表しています。
高望みという場合には、自分の身分や能力をわきまえていないことに加えて高い望みを持つという意味があります。
身の程を知らないの場合には、でしゃばった行動をとるというニュアンスが含まれます。
「高望み」の例文
・『婚活で私が挙げた条件は高望みだと言われてしまった』
・『高望みしたせいで受験に失敗し、浪人生活を送っている』
・『彼はプライドが高く高望みしているため就職活動は上手くいかない』
「身の程を知らない」の例文
・『モデルになりたいなんてあなたは身の程を知らないな』
・『身の程を知らないで大きな口をたたくと、後で痛い目をみるよ』
・『昔は身の程を知らないで、その道の大家の先生に生意気な口をきいていた』
まとめ
「高望み」も「身の程を知らない」も、自分の身分や能力をわきまえていないことを表す言葉です。
高望みには、自分の身分や能力を超えた望みを持つという意味が含まれます。
身の程を知らないには、でしゃばった行動をとるといったニュアンスがあります。
