「アプリコット」と「マーマレード」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「アプリコット」と「マーマレード」の違いとは?違い

この記事では、「アプリコット」「マーマレード」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アプリコット」とは?

アプリコットとは杏のことで、古くはカラモモ(唐桃)と呼ばれていました。

バラ科サクラ属に属しています。

果実は熟すと甘味が出るので、そのままでも美味しく頂けますしジャムやシロップ漬け、ドライフルーツ等に加工して食べることもあります。

アプリコットジャムはジャムの定番で、アプリコット特有の甘酸っぱさが魅力です。

パンに塗ったり、スコーンやマフィンに添えて食べたりもします。


「マーマレード」とは?

マーマレードとは、オレンジやミカン、夏ミカン、ハッサク、甘夏などの柑橘類から作る加工食品で、果汁と果皮に砂糖を入れて煮詰めたものをいいます。

果皮が入っているので少し苦みがあります。

パンに塗ったりヨーグルトに入れたりして食べることが多いですが、料理のソースやドレッシングに使用することもあります。

ケーキなどのスイーツに加えたりもします。


「アプリコット」と「マーマレード」の違い

アプリコットは杏の果実で、マーマレードは柑橘類を使った加工食品です。

アプリコットの果実に砂糖を入れて煮詰めたものはアプリコットジャムになります。

果皮が入るマーマレードとは異なります。

アプリコットは果実と植物そのものを指しており、マーマレードは柑橘類の果実から作られる加工食品を指しています。

マーマレードに使われる柑橘類に決まりはなく、オレンジや夏みかん、甘夏など色々な柑橘類がマーマレードになります。

柑橘類の果皮を入れないものはジャムに分類されます。

アプリコットジャムも柑橘類のマーマレードと同様に酸味があって甘酸っぱいですが、アプリコットジャムには苦味はありません。

まとめ

アプリコットは杏のことで、アプリコットから作られる加工食品にはジャムがあります。

マーマレードはジャムに似ていますが、ジャムとは違って果皮が入ったものをいいます。

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