「高額」と「割高」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「高額」と「割高」の違いとは?違い

この記事では、「高額」「割高」の違いを分かりやすく説明していきます。

「高額」とは?

「額(がく)」という言葉には、「ひたい、おでこ」「額縁」「金銭」といったいくつかの意味がありますが、「高額」という意味においては、「金銭の量」を指し示す言葉となります。

「額」の量が「高い」ということは、高価である、あるいは金額が高いと表現することもできます。


「割高」とは?

「割高」「わりだか」と読み、一般的な価値観や平均的な金額からみると、割合として高くなっていること、あるいは高く感じることを指す言葉です。

品質や分量などについて他と比べた場合に、通常よりも金額的に多く費用や手間がかかると感じた時に「割高」という表現が用いられます。


「高額」と「割高」の違い

「高額」「割高」は、どちらも価値や価格の評価や判断で用いられる言葉ですが、言葉を用いる際の用途や視点などに違いがあります。

例えば、「高額」は金額そのものが高く、費用として金銭が多く必要になることも指しているため、「高額な宝石」「高額なお買い物」「高額当選宝くじ」「高額医療費」のように使われるわけです。

対して「割高」は、他に比べて割合的に「高い」と評価・判断することを指しているため、「割高なサービス」「割高な旅費」「割高な家賃」などのように使われています。

「高額」を使った例文

・『身内が大病をしたため高額な治療費が必要となった』
・『年末は、毎年恒例の高額当選宝くじを購入している』
・『今年の家族旅行は少し高額な旅費となるが海外に決めた』

『割高』を使った例文

・『深夜のタクシーは料金が割高だ』
・『原油の高騰によりガソリン料金が割高となっている』
・『ここのホテルは周辺の多店舗に比べて少し割高に感じる』

まとめ

いかがでしたか。

「高額」「割高」は、どちらも価値や価格についての評価や判断に関する言葉ですが、用途や視点に違いがあるため、場面によって言葉を選ぶ必要があるとわかります。

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