「食わず嫌い」と「食べず嫌い」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「食わず嫌い」と「食べず嫌い」の違いとは?違い

この記事では、「食わず嫌い」「食べず嫌い」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「食わず嫌い」とは?

一度も口にしたことがないというのに、嫌いと決め付けてしまうことを「食わず嫌い」【くわずぎらい】といいます。

まったく食べたことがないので食感や味はまったく分からないというのに、見た目だけで自分の舌には合わないと決めて食べないのです。

このようなところから、本当の意味に目を向けて理解しようとせず、最初から受け付けない人の行動を指します。


「食べず嫌い」とは?

食べたことがない料理であるため嫌いと決め付けることを「食べず嫌い」【たべずきらい】といいます。

食したことはないので美味しくない、口に合わないとは分からない人が料理を見ただけで食べられないと思い込んでしまうのです。

このような意味から、価値すら分からない物を使いたくないと手にすらしない人の行動を指します。

使い方としては、「姉は食わず嫌いだ」と伝えるのです。


「食わず嫌い」と「食べず嫌い」の違い

ここでは「食わず嫌い」「食べず嫌い」の違いを、分かりやすく解説します。

まだ食べたこともないのに、自分は嫌いと決め付けて食べない人を「食わず嫌い」といいます。

「食べず嫌い」「食わず嫌い」の美化語的にしたものです。

「もずくを食べないのは、たんなる食わず嫌いだ」と見た目で食べられないと判断するところが愚かと伝えます。

もう一方の「食べず嫌い」は食べられないと強く意識しすぎて食さないところに焦点を当てた言葉です。

「食わず嫌い」の例文

・『姉は無類の食わず嫌いなので、高級料理さえ口にしない』
・『食わず嫌いを克服するため部下は積極的に会話した』

「食べず嫌い」の例文

・『食べず嫌いの彼女は苦手と感じる人には近づかない』
・『食べず嫌いな弟は牡蠣を見ただけで食べようとしない』

まとめ

どちらとも似た使い方しますが、よく使われている言葉が「食わず嫌い」と覚えておき、どのような行動見せる人に使うかを考えて使い分けてみましょう。

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