この記事では、「練習」と「レッスン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「練習(れんしゅう)」とは?
「練習」とは、「学問や技能などを上達させるために反復して習うこと」を意味する言葉です。
「練」には「ねる」や「心身や技芸を鍛える」、「こねる」、「ねり固める」という意味が含まれており、「習」には「ならう」や「真似る」、「繰り返し学ぶ」、「ならい」、「しきたり」、「ならわし」という意味が含まれています。
「練習」の使い方
「練習」は名詞としてや、動詞として「練習する」のように使われています。
「レッスン」とは?
「レッスン」とは、「授業」や「練習」、「稽古」、「課程」などを意味する言葉です。
「学課」や「課業」、「授業」、「稽古」などの意味を含める英単語“lesson”が由来の外来語になります。
「レッスン」の使い方
「レッスン」は名詞として使われている他、「レッスンを受ける」や「レッスンに通う」などの形でも使われています。
「練習」と「レッスン」の違い
「練習」と「レッスン」はどちらも主に「学問や技能などを上達させるために反復して習うこと」や「稽古」という意味を表す類義語の関係に当たります。
「練習」の例文
・『試合に向けて、部活の練習に打ち込む』
・『初心者セットを購入して、ギターの練習をはじめた』
・『グラウンドでは少年野球の子どもたちが練習に励んでいた』
・『ぶっつけ本番よりも、じっくり練習をしておきたい』
「レッスン」の例文
・『来週からピアノのレッスンに通うことになった』
・『芝居の講習を受けるためにはレッスン料を前払いしなければならない』
・『数年に渡って、英語のレッスンを受けているので、字幕なしでも洋画の内容が分かる』
・『この日は歌のレッスンがあるので、イベントには参加できないと思う』
まとめ
「練習」と「レッスン」はどちらも同じような意味を表す類義語ということでした。