この記事では、「誇れる」と「うぬぼれる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「誇れる」とは?
胸を張って自慢できる誇らしいことを「誇れる」【ほこれる】といいます。
「兄の仕事は子供に誇れる」といえば、大人として見本になる作業していると胸を張れるのです。
また、「誇れる仕事がしたい」と自分の意気込みを言葉にして、上司に伝える場合にも使われています。
それだけ人に対してはっきり素晴らしい仕事していると言えるのです。
面接時に伝えられる仕事に就いていると自慢する際に使われています。
「うぬぼれる」とは?
自分は他人よりも優れた能力があると豪語することを「うぬぼれる」といいます。
例えば、少し英語が話せるので優秀だとおごり高ぶっては人に自慢するのです。
また、周囲よりも格好良いと粋がって酔いしれます。
他にも簡単に取れない難しい資格を持っているので過剰な自信を持つ「うぬぼれた態度」は周囲に嫌われるのです。
このように、自分は特別な人間という態度や話す者が見せる行動を指します。
「誇れる」と「うぬぼれる」の違い
ここでは「誇れる」と「うぬぼれる」の違いを、分かりやすく解説します。
人に自慢できるほどの仕事に就いている、資格があると伝える言葉が「誇れる」です。
もう一方の「うぬぼれる」は自惚れと漢字で書くように、自分に惚れて自意識過剰な態度を見せます。
実際にはそれほど優れている者でもないのに、思い上がるような言動や態度を見せるのです。
「誇れる」は良い意味で使われている言葉ですが、「うぬぼれる」は印象が悪い人に対して使われています。
「誇れる」の例文
・『弟子が世間に誇れるほど立派な物が作れるようになった』
・『日本が世界に誇れる和食は食材の味を活かす料理だ』
「うぬぼれる」の例文
・『人に頭が良いと言われるだけで妹はうぬぼれる』
・『元カノはみな美人だったと自慢する兄がうぬぼれる』
まとめ
対照的な意味を持つ言葉を取り上げましたが、比較すると異なる点が見えてきます。
比較してみて、人の行動や態度で使い分けてみるのも勉強になるでしょう。
