ヘアカラーの種類として「インナーカラー」と「イヤリングカラー」があります。
それぞれどんなやり方のヘアカラーで何が違うのでしょうか。
今回は、「インナーカラー」と「イヤリングカラー」の違いを解説します。
「インナーカラー」とは?
「インナーカラー」とは、「髪の内側だけを染めるヘアカラー技法」です。
「インナーカラー」の使い方
一般的なヘアカラーは外から見える髪の表面部分から裏側までまんべんなくカラーリングします。
グラデーションなど調節することはあるものの基本的に見た目を変えるものなので周囲から見える髪の外側部分を中心にカラーをのせていくのが基本的なヘアカラーのやり方です。
一般的なヘアカラーのように外側の色を変えるのではなく髪の内側部分だけを染めるヘアカラーを「インナーカラー」といいます。
洋服で言えば裏地に当たる一見して見えない部分だけをカラーリングするやり方で、髪色全体を大きく変えることなく印象のみを変えられます。
「イヤリングカラー」とは?
「イヤリングカラー」とは、「耳周りの髪の毛の内側だけをカラーリングするヘアカラー技法」です。
「イヤリングカラー」の使い方
耳周りの髪の毛の内側だけをピンポイントでカラーリングする技法を指します。
アクセサリーのイヤリングのようなカラーリングであることに由来する名称です。
「インナーカラー」と「イヤリングカラー」の違い
「インナーカラー」と「イヤリングカラー」の違いは「範囲」です。
どちらも外から見えない髪の内側だけをカラーリングしますが「インナーカラー」は髪全体の内側にカラーリングするのに対し「イヤリングカラー」は耳周りの髪の内側だけにカラーリングします。
「イヤリングカラー」は髪の内側を染める「インナーカラー」のうちの一種に当たります。
まとめ
「インナーカラー」と「イヤリングカラー」はカラーリングを施す範囲で区別されます。
どこまでカラーリングするかによって印象は大きく変わるので違いを知っておきましょう。