ものの値段がちょうどよいことや安いことを表す言葉には「手頃」や「安価」があります。
この記事では、「手頃」と「安価」の違いを分かりやすく説明していきます。
「手頃」とは?
「手頃」とはサイズや重さが手に持つのにちょうどいいことや取り扱う際に便利なことを表す言葉です。
「手頃」はこれ以外にも能力や値段などが条件に合っていることや相応しいことを表す時にも使います。
「お手頃」は「手頃」を丁寧に表した言葉であり、「お手頃価格」とは安くて手に取りやすい値段帯を表します。
「お手頃価格」は別名「リーズナブルな価格」と表現することが可能です。
「安価」とは?
「安価」とは値段が安いことを示す言葉であり、反対語は「高価」となります。
「安価」はこれ以外にもクオリティが低いことや安っぽいことを表す時にも使うことが可能です。
「安価」の類義語には「廉価(れんか)」があり、こちらは「廉価版」のように使われています。
「安価」は値段が安いという意味以外にも性質や品質が低いことやいい加減なことを表す時にも使うことが可能です。
「手頃」と「安価」の違い
「手頃」は手に取りやすいサイズや重さ、条件に合っていることを表す言葉です。
「安価」は商品の値段が安いことや価値が安いことを表す言葉です。
「安価」はこれ以外にも品質が安っぽいことやいい加減なことを表す時にも使います。
「手頃」の例文
・『お手頃価格となってリニューアルしたプリンが予想外に美味しくてリピート決定です』
・『狙っていたタブレットが手頃な値段になったので、ボーナスが出たら買いたいと思います』
「安価」の例文
・『安価な商品を売っている激安スーパーにはお世話になっています』
・『安価な雑貨は外れが多いと思っているのですが、安いので文句は言えません』
まとめ
「手頃」は手に取りやすいサイズや重さ、値段などの条件が合っていることを表す言葉です。
「安価」は商品の値段が安いことやクオリティが安っぽいことを表す言葉です。
