この記事では、「鉄板焼き」と「お好み焼き」の違いについて紹介します。
鉄板焼きとは?
鉄板焼きとは、鉄板を使って肉や魚、野菜などを調理した料理のことをいいます。
お好み焼きやもんじゃ焼き、焼きそばなどは代表的な鉄板焼きの料理ですが、ステーキやシーフード等を鉄板で焼いて提供する場合もあります。
海外では「Teppannyaki」として知られており、ステーキの提供方法として認知されています。
調理している姿を見せるスタイルの飲食店が多く、シェフの手捌きや音、匂いなども楽しめるとして人気があります。
お好み焼きとは?
お好み焼きとは、水で溶いた小麦粉の生地に卵やキャベツ、肉、魚介類などの具材を焼いてソースで味付けした料理のことをいいます。
中国の煎餅(センビン)という料理が元になっているといわれています。
それが小麦粉を溶いて薄く焼き、削り節やネギをのせて食べるようになりました。
一銭洋食と呼ばれ、駄菓子屋などで子ども向けのおやつとして売られていたようです。
昭和に入り、戦後の復興の時代に空腹を満たすためにお好み焼きが広く食べられるようになりました。
お好み焼きは広島で流行し、お好み焼きに合ったソースも作られるようになります。
現在は広島風や関西風などがあり、地域やお店によって具材などは様々です。
鉄板焼きとお好み焼きの違い
鉄板焼きは鉄板を使って食材などを調理したもので、お好み焼きもその1つになります。
ただし、お好み焼きはお好み焼きとしてジャンルが確立しているので、あまり鉄板焼きと呼ぶことはありません。
海外では鉄板焼きというと、ステーキを提供する方法のことを指します。
また、お好み焼きは家庭で食べる場合、フライパンやホットプレート等で調理することが多いです。
まとめ
お好み焼きは鉄板焼きの一種ですが、家庭ではフライパンなどで調理することもあります。
また、鉄板焼きにはステーキやシーフード焼きなどの料理もあります。
