「当たって砕けろ」と「ダメで元々」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「当たって砕けろ」と「ダメで元々」の違いとは?違い

この記事では、「当たって砕けろ」「ダメで元々」の違いを分かりやすく説明していきます。

「当たって砕けろ」とは?

「当たって砕けろ」とは、「成功させるのは非常に難しいが、とりあえず精一杯力を振り絞ってやってみようとする心意気のたとえ」という意味です。

困難なことでも勢いよくやってみれば意外にうまくいくかも知れない、失敗したらそれまでという、思い切りの良さを表します。


「当たって砕けろ」の言葉の使い方

「当たって砕けろ」は、ことわざとして使われます。

語源は「玉砕(ぎょくさい)」という言葉で、「宝玉の様に美しく砕け散ること」から転じて「名誉・忠節を守って全力で戦い、潔く死ぬこと」になり、現在では「果敢に挑戦して結果失敗すること」として使われています。

ここから「困難な状況でも恐れず、失敗したら砕け散るつもりで、全力で当たるべきであるという教訓」として使われています。


「ダメで元々」とは?

「ダメで元々」とは、「仮にそれを実行した結果失敗しても、何もしない場合と同じであると考えて、思い切って行動するべきであるという教訓」という意味です。

もし失敗しても自分にリスクはなく、なかったことと同じなので、それならばとりあえずやってみるべきであるという考え方を表します。

「ダメで元々」の言葉の使い方

「ダメで元々」は、「ダメ元(だめもと)」と略して使われます。

「ダメ」「駄目」とも書き、囲碁将棋用語で「双方の境にあり、石を置いても自分の陣地にならず、無駄になる目のこと」という意味で、転じて「やって効果のないこと」「してはいけないこと」という意味になりました。

「元々」「行動を起こす前と変わらないこと」という意味、「ダメで元々」「成功しなくても行動を起こす前と変わらないこと」から転じて、「失敗しても失うものはないので、思い切ってやってみるべきであるという教訓」として使われています。

「当たって砕けろ」と「ダメで元々」の違い

「当たって砕けろ」「困難な状況でも恐れず、失敗したら砕け散るつもりで、全力で当たるべきであるという教訓」です。

「ダメで元々」「失敗しても失うものはないので、思い切ってやってみるべきであるという教訓」です。

まとめ

今回は「当たって砕けろ」「ダメで元々」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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