「庭先」と「玄関先」の違いとは?分かりやすく解釈

「庭先」と「玄関先」の違いとは?違い

この記事では、「庭先」【にわさき】と「玄関先」【げんかんさき】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「庭先」とは?意味

庭の先端にある緑側に近い部分を「庭先」【にわさき】といいます。

住宅の敷地内にある庭の一番道路側を指す言葉であり、門の手前になる部分を指すわけです。

例えば、「庭先で受け取る」といえば、宅配会社へ敷地内に入って来ないよう庭の一番手前の出入り口で荷物を渡してもらうといった意味になるわけです。

「庭先」は道路からよく見える場所でもあるため、常にきれいにしておきます。


「玄関先」とは?意味

玄関のドアがある部分を「玄関先」【げんかんさき】といいます。

玄関から出て一歩を踏み出す人が出入りする所であり、道路とドアの境を指すわけです。

玄関の中というよりも、ドアを出たすぐその場所が当てはまります。

宅配会社の配達員が玄関の中に入って来て、家の中を見ることに抵抗があるとき、あえて「玄関先での受け渡しを希望する」と伝えれば外で住人が出てくるまで待機してくれるのです。


「庭先」と「玄関先」の違い

「庭先」「玄関先」の違いを、分かりやすく解説します。

住宅の前にある庭に入る所を「庭先」といいます。

「庭先で待機してください」といえば、敷地に入らずに道路で待つわけです。

このように伝える人は用心深く、たとえ庭であっても中に入られるのに抵抗があるためあえて玄関の外で待つように伝えます。

もう一方の「玄関先」は玄関に入る手前を指し、庭がないか、家の中を見られたくない用心深い人が伝えるとき使う言葉です。

「庭先」の例文

・『庭先には通る人を楽しませたいと色とりどりの花壇を設けた』
・『友人が飼い犬を連れて来たとき、庭先で待つように伝えた』

「玄関先」の例文

・『玄関先に実木の長い机を置いておけば、何かと使えて便利である』
・『御影石の石像を置くと玄関先が一段と華やかになった』

まとめ

どちらもその場所の手前になる部分を指す言葉ですが、庭か建物の玄関の違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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