1980年代に日本や世界で一世を風靡した音楽の一つが「フュージョン」というジャンルでした。
基本的にはジャズをベースにラテン音楽なども取り入れたので、特に「パーカッション」を多用していたことも特徴でした。
それでは、この「パーカッション」とはどういう意味でしょうか。
また、「打楽器」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「パーカッション」と「打楽器」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パーカッション」とは?
「パーカッション」とは、英語の「percussion」をカタカナで記述したもので、一般的には様々な打楽器のことを表す言葉です。
細かい種類としてはドラム、シンバル、コンガ、トライアングル、カスタネットやマリンバ、シロフォン、ビラフォンなどの鍵盤楽器も含みます。
「打楽器」とは?
「打楽器」とは、「だがっき」と読み、一般的には太鼓やシンバル、コンガなどの打って音を出す楽器のことを表す言葉です。
「パーカッション」と「打楽器」の違い
「パーカッション」と「打楽器」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、打楽器のことを表す言葉であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、実質的な違いは無いのですが、あえて言えば、日本語で「打楽器」と言った場合にはマリンバや白本などの鍵盤楽器は含まないが、「パーカッション」にはどんなものでも「打って音を出す楽器」なら含まれるということでしょう。
「パーカッション」の例文
・『この曲はコンガなどのラテンパーカッションが効いています』
・『パーカッション奏者も音階を出します』
「打楽器」の例文
・『大太鼓などのおおきな打楽器は持ち運びがたいへんです』
・『打楽器にはスティックやバチなどがつきものです』
まとめ
この記事では、「パーカッション」と「打楽器」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。