「心象が良い」と「感じがいい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「心象が良い」と「感じがいい」の違いとは?違い

この記事では、「心象が良い」「感じがいい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「心象が良い」とは?

「心象が良い」とは、「心の中に浮かんでくる姿や形などが素晴らしい」あるいは「受ける印象が心地よい」などという意味をもつ言い回しです。

文字が示すように「心の中に描き出される象(像)が良い」などというニュアンスで使われており、「心象」という語は「イメージ」または「所感」などという語と同じような意味で用いられている文言です。


「感じがいい」とは?

「感じがいい」とは、「人や物などから受ける印象が良い」さまや「程度や塩梅(あんばい)などが丁度いい」様子などを示す表現です。

「好印象」あるいは「雰囲気が穏やかで柔らかい」などというニュアンスで使われており、「裏表がない」ないし「信用に値する」などという意味合いで用いられることもある文言になります。


「心象が良い」と「感じがいい」の違い

「心象が良い」「感じがいい」の違いを、分かりやすく解説します。

「心象が良い」「感じがいい」は、いずれも「受け取る側の印象が悪くない」などというニュアンスで使われているとても近い意味をもつ表現です。

2つの語句はほぼ同様の意味合いで用いられていますが、「心象」の方が「感じ」よりも少々硬いニュアンスの語なので、ビジネスシーンなどで使う際には「心象が良い」、カジュアルな場面などで用いる場合は「感じがいい」という語を使い分ける方がよいでしょう。

「心象が良い」の例文

・『彼女の作品は心象が良いだけではなく環境にも配慮しています』
・『心象が良い人と一緒にいると温かい気持ちに包まれます』

「感じがいい」の例文

・『感じがいいのは最初だけでしたね』
・『新入社員は一人残らず感じがいいですが、消極的なところが心配ですね』

まとめ

「心象が良い」「感じがいい」は、いずれも相手や事物などから受ける印象がいい、などという意味合いで使われる表現です。

使う際には微妙なニュアンスの違いに注意して使い分けることをおすすめします。

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