「前々年度」の英語とは?例文も含め、日本語や英語を分かりやすく解釈

「前々年度」の英語とは?生活・教育

「前々年度」という言葉を使いたいとき、英語ではどのように言うのでしょうか。

日本では年度と言われると、四月から三月までですが、外国では一月から十二月、六月から五月というところもあります。

年度の始まりがいつからいつのことなのかまず相手に聞いてみましょう。

そうすれば、会社で「前々年度」の英語を使った資料もすぐ作れます。

「前々年度」の日本語での解釈

まず、年度とは事務、決算など便宜のために作った一年の期間です。

年次、単年度とも言います。

日本では四月から三月までの一年間が一般的です。

今年度が2021年とすると、前年度とは一年前の2020年、「前々年度」は二年前の2019年となります。


「前々年度」の英語とは?

英語では会計や学校でも使える年度という言葉はなく、会計年度、学校年度と分けて表現します。

会計と学校で分けた「前々年度」の英語を紹介します。


the fiscal year before last year

去年の前の会計年度という意味になります。

アメリカの会計年度は十月から九月までで、日本と異なります。

the 単数名詞 before last で前々と表現できます。

the academic year before last year

the academic year は学校年度という意味です。

欧米の学校年度は九月から五月中旬か六月に終わり、七月と八月は年度に含まれていません。

in fiscal 2019

会計年度2019という表現もできます。

本年度が2021年の場合、2019年が「前々年度」となります。

「前々年度」と無理に表現しようとせず、年号を入れてしまえば、言いたいことは伝わります。

「前々年度」を使った英語の例文(使用例)

・『I have to make up a list of sales the fiscal year before last year. 』
私は前々年度の売上高の表を作らなければなりません。

仕事で会計の表を作るときに使えます。

・『She entered this junior high school the academic year before last year. 』
彼女は前々年度にこの中学校へ入学しました。

二年前と表現してもいいですが、日本だと四月から、欧米では九月からなど、何月から入学したことまで伝えられます。

・『This graph is expenditure in fiscal 2019. 』
このグラフは2019年度の支出額です。

前々年度の言い方を忘れてしまったときには、この表現でも伝えられます。

まとめ

「前々年度」の英語は、国によって何月からなど意味が違ってくるので注意が必要です。

お互いの共通の認識があれば、英語で話されたときも慌てずに対応できます。

また、前々を表すthe単数名詞 before last を知っていると、the meeting before last で前々回の集まりなど、他のことにも使えるので便利です。

色んな場面で使ってみましょう。