「ハラハラ」と「ワクワク」と「ドキドキ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ハラハラ」と「ワクワク」と「ドキドキ」の違い生活・教育

この記事では、「ハラハラ」「ワクワク」「ドキドキ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ハラハラ」とは?

物事の成り行きが危ういと感じて心配するさまを指す言葉で、「発表がうまくいくかどうかハラハラした」「主人公がどうなるかハラハラした」などの使い方があります。

心配した、不安になったという使い方だけではなく、スリルがあったという意味合いでも使えます。

結果が出たあとで振り返る場合は、いい結果が出た例で使われることが多くなっています。

例えば「応援しているチームが勝つかハラハラした」では応援したチームが勝ったケースが多くなっており、負けた場合はがっかりした、悔しかったなどの感想が先に出るのが一般的です。

トータルではややポジティブな状況で使われる言葉とも言えるでしょう。


「ワクワク」とは?

嬉しいことや楽しいことに対して期待して興奮し、心を躍らせ、心が落ち着かないさまという意味があり、「好きなゲームの続編が発表されてワクワクする」「プロ野球の開幕が近づいてワクワクする」などの使い方があり、どちらかと言うと結果または内容のすべてを知らない状態で使う言葉で、優勝が決まったプロ野球の終盤戦では優勝が決まる直前と比べてワクワクしないと言えるでしょう。

基本的にポジティブな感覚で使える言葉です。


「ドキドキ」とは

驚き、恐れ、不安、緊張または、好意、愛情、喜び、期待などによる気持の高ぶりや、激しい運動などによって、動悸がはげしく打ち続けるさまやそれに近い状態を意味する言葉で、「上司に会うとドキドキする」という言葉ではいろいろな方向の意味合いにとることができます。

「診察結果を聞く日なのでドキドキする」であれば不安や緊張の意味合いが強いと言えるでしょう。

ネガティブな意味合いにもポジティブな意味合いにも使える言葉で、作品タイトルや歌詞にも使いやすい言葉です。

「ハラハラ」と「ワクワク」と「ドキドキ」の違い

「ハラハラ」「ワクワク」は対義語的な存在で、ハラハラが物事(現実、物語など問わず)がうまくいくか不安になっていること、ワクワクが楽しい出来事や嬉しい出来事(現実、物語など問わず)に期待して高ぶることという意味合いになっています。

ドキドキはハラハラの意味合いも持っていますが、好意や期待、喜び、それに伴う緊張などが含まれた言葉です。

この中ではドキドキが最も恋愛感情で使える言葉と言えます。

ハラハラドキドキという言葉はスリルを楽しむという意味合いが強くなります。

ワクワクドキドキはいいことがあるのではないかという含みがある意味合いとなり、ハラハラワクワクという言葉はありません。

まとめ

「ハラハラ」「ワクワク」「ドキドキ」ではドキドキがハラハラとワクワクの意味合いを部分的に持っている言葉で、さらに緊張や恋愛感情の高ぶりなどを表すときにも使われます。

ハラハラは成り行きが怪しいと思ったときやスリルを感じた時、ワクワクは期待感を強く感じた時に使います。