「四面楚歌」と「八方塞がり」の違いとは?分かりやすく解釈

「四面楚歌」と「八方塞がり」の違い生活・教育

この記事では、「四面楚歌」「八方塞がり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「四面楚歌」とは?

四面楚歌は、しめんそかという読み方をすべき言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、四つの面や周囲、周りといった意味の四面の漢字に、古代中国にあった楚の国の歌という意味がある楚歌の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ四面楚歌は、敵に囲まれて孤立して助けがない事を表すのです。


「四面楚歌」の使い方

四面楚歌は、周囲に反対者ばかりがいる状況を表現する際に使われる言葉となっています。

元々は古代中国で楚の国と漢の国が戦っていた時に、夜更けに四面の官軍が楚の歌を歌うのを聞いた事で楚の民が既に降伏した事を知り、楚の項羽が敗北を悟った事から生まれた言葉です。

なので周り全てが敵だらけで、どうしようもないという絶望的な状況である事を意味する言葉となっています。


「八方塞がり」とは?

八方塞がりは、はっぽうふさがりという読み方をする言葉です。

文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、全ての方面とか八つの方角といった意味を持つ八方の漢字に、ふさがる事や差し障るといった意味を有する塞がりの文字を加える事で完成した言葉となっています。

以上の事から八方塞がりは、どの方角にも差し障りがあるせいで、手の打ちようがない事を示すのです。

「八方塞がり」の使い方

八方塞がりは、対抗手段が存在せずにどうしようもない状態に対して用いられる言葉となっています。

文字が表現する様に八方、つまりは全ての方面に差し障りが生じているため、対処法が見付からず困ってしまうという状況を示す言葉です。

要するに苦境から脱するための打開策すら何もない、絶望的な状況を指し示します。

「四面楚歌」と「八方塞がり」の違い

四面楚歌と八方塞がりの文字表記を比較すれば、互いに全然違う言葉が使用されている事に気付く事が可能です。

所がどちらも苦境に立たされた際に使うべき言葉であるため、意味がごっちゃになってしまう人も少なくありません。

ただし使用されている文字が違う事で、表す意味に関しては違いがあるので、そこを把握する事が大事です。

まず四面楚歌は、周囲の者が反対する者ばかりで助けがない、という状況を表現します。

一方の八方塞がりは、あらゆる方面に障りがあるせいで、手の打ちようがない事を意味するのです。

四面楚歌よりも、より酷い苦境を示す言葉として使われています。

まとめ

2つの言葉に、共通する文字は見当たらない上に文字数すらも違う言葉同士です。

ですがどちらも、苦境に立たされている際に用いるべき言葉という共通点があるため、使い分けを意識すると迷ってしまう恐れのある組み合わせと言えます。

もっとも使われている文字が違う事で、示す意味合いのニュアンスには相違点を見出す事が可能です。

ちなみに四面楚歌は、敵に囲まれて孤立していて助けが見込めない状況を表現する言葉となっています。

対する八方塞がりは、どの方角にも差し障りがあるせいで、対抗策が講じられない苦境を示すのです。

四面と八方という文字の違いから、八方塞がりの方がより厄介なピンチである事を指し示しています。