この記事では、「ゆったり」と「まったり」と「のんびり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゆったり」とは?
「ゆったり」の意味は以下の通りです。
1つ目は「ゆるやかでゆとりのある様子」という意味で、間に詰まっておらず余裕がある様子のことです。
2つ目は「落ち着いてゆっくりしている様子」という意味で、気持ちが安らかで、リラックスできる様子のことです。
上記に共通するのは「ゆとりがある」という意味です。
「ゆったり」の使い方
「ゆったり」は名詞として「ゆったりする・した」と使われたり、副詞として使われたりします。
基本的に、間隔が開いていて緩やかな様子や、落ち着いて安らかな様子に使われる言葉です。
「ゆったり」の例文
・『有休をとって温泉へ行きゆったりとくつろぐ』
「まったり」とは?
「まったり」の意味は以下の通りです。
1つ目は「味わいが深くコクがること」という意味で、舌にゆっくりと絡むまろやかな」味わいがあることです。
2つ目は「急がず心にゆとりを持ち、落ち着いた気持ちである様子」という意味で、だらだら過ごせる状態のことです。
3つ目は「性格が穏やかな様子」という意味で、一緒にいると安心感が持てる性格の人のことです。
上記に共通するのは「まろやかである」という意味です。
「まったり」の使い方
「まったり」は名詞としして「まったりする・した」と使われたり、副詞として使われたりします。
基本的に、味に深いコクがある様子や、ゆとりがあって力が抜ける様子に使われる言葉です。
「まったり」の例文
・『このアイスクリームは濃厚でまったりとした味わいが楽しめる』
「のんびり」とは?
「のんびり」の意味は以下の通りです。
1つ目は「ゆっくりとくつろいでいる様子」で、特に急いですることがなく、ぼんやりできる時間のことです。
2つ目は「体内時間がゆっくりしている性格」という意味で、マイペースで周囲がいそいでいても気にしない性格です。
上記に共通するは「伸び伸びしている」という意味です。
「のんびり」の使い方
「のんびり」は名詞として「のんびりする・した」と使われたり、副詞として使われたりします。
基本的に、急ぐ必要がなく、ゆっくりと時間をかけてくつろぐ様子に使われる言葉です。
「のんびり」の例文
・『彼女はのんびりとした性格で、決して慌てない』
「ゆったり」と「まったり」と「のんびり」の違い
「ゆったり」は「間隔が開いていて緩やかな様子」「落ち着いて安らかな様子」という意味です。
「まったり」は「味に深いコクがある様子」「ゆとりがあって力が抜ける様子」という意味です。
「のんびり」は「急ぐ必要がなく、ゆっくりと時間をかけてくつろぐ様子」という意味です。
まとめ
今回は「ゆったり」と「まったり」と「のんびり」について紹介しました。
「ゆったり」は「ゆるやか」、「まったり」は「コクがある」、「のんびり」は「くつろぐ」と覚えておきましょう。