「体調」と「具合」と「調子」の違いとは?分かりやすく解

「体調」と「具合」と「調子」の違い生活・教育

この記事では、「体調」「具合」「調子」の違いを分かりやすく説明していきます。

「体調」とは?

「体調」「たいちょう」と読みます。

意味は「身体の状態のこと」で、体温や気分など、現在身体がどの様な状態にあるのかということです。

「調」「しらべる」とも読み「様子や状態」という意味、「体調」「体の様子や状態」になります。


「体調」の使い方

「体調」は名詞として「体調が良い・悪い」「体調を整える」「体調不良」などと使われます。

基本的に、身体の状態のよしあしに使われる言葉です。


「体調」の例文

・『来週の試合に備えて体調を整える』

「具合」とは?

「具合」「ぐあい」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ものの活動や機能の状態」という意味で、ものがどの様に活動・機能しているかということです。

2つ目は「人の健康状態」という意味で、健康に問題があるかないかということです。

3つ目は「ものごとを進める上での都合」という意味で、どの様な状況やタイミングであるかということです。

4つ目は「対面や体裁」という意味で、自分がどの様な立場であるかということです。

上記に共通するのは「ものごとの状態」という意味です。

「具合」の使い方

「具合」は名詞として「具合が良い・悪い」「具合を見る」「うまい具合」などと使われます。

基本的に、ものごとが進む時の状態に使われる言葉です。

「具合」の例文

・『彼女は昨日から具合が悪そうにしている』

「調子」とは?

「調子」「ちょうし」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「音程の高低や速さ」という意味で、音の様々な様子のことです。

2つ目は「言葉の強弱や言い回し」という意味で、言葉を話す時の、アクセントや帆湧現方法のことです。

3つ目は「動作やものごとの勢い」という意味で、人が行動している時のノリのことです。

4つ目は「動いているものの状態」という意味で、ある物がどの様に動いているかということです。

上記に共通するのは「ノリや状態」という意味です。

「調子」の使い方

「調子」は名詞として「調子が良い・悪い」「調子が狂う」「調子に乗る」「名調子」などと使われます。

基本的に、音声の強弱や高低、表現方法などのことや、動いているものの勢いや状態に使われる言葉です。

「調子」の例文

・『今日は声の調子が悪いのでカラオケに行かない』

「体調」と「具合」と「調子」の違い

「体調」「身体の状態のよしあし」という意味です。

「具合」「ものごとが進む時の状態」という意味です。

「調子」「音声の強弱や高低、表現方法などのこと」「動いているものの勢いや状態」という意味です。

まとめ

今回は「体調」「具合」「調子」について紹介しました。

「体調」「身体の状態」「具合」「ものごとの状態」「調子」「動いているもののノリや状態」と覚えておきましょう。