「種明かし」と「暴露」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「種明かし」と「暴露」の違いとは?違い

この記事では、「種明かし」「暴露」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「種明かし」とは?

手品を披露するとき、どのような方法でするか見ている人に伝えることを「種明かし」【たねあかし】といいます。

かなり細かい部分まで明かすため手品師にとっては致命傷ともなる行為です。

このような意味から、職場では裏の事情を細かく説明するといった場面でも使われています。

このように、本来ならば知られてはまずい内容を知らせる行為を指すのです。


「暴露」とは?

今まで隠していた明かされるとまずい問題を、メディアや多くの人にあえて明かすことを「暴露」【ばくろ】といいます。

秘密にすべき内容をむき出しな状態にするため明るみにすることを指すわけです。

例えば、従業員が職場ぐるみで隠す問題を上の者に伝えて対処してもらいます。

ただ、「暴露」するには自分の立場もあやうくなる場合があるので、告白は勇気がいる行為になるわけです。


「種明かし」と「暴露」の違い

ここでは「棚明かし」「暴露」の違いを、分かりやすく解説します。

仕掛けについて教えてしまう行為を「種明かし」といいます。

手品では何を使ってこのようになるか教えてしまうのです。

もう一方の「暴露」は、風雨にさらす行為から人の悪事を明るみにして、知ってもらう行為を指します。

使い方としては「同僚に暴露される」と言って、信用していた人に秘密事項を明るみにされて、衝撃を受ける場面で使うわけです。

「種明かし」の例文

・『彼は上司の全てを包み隠さず種明かしして動揺せた』
・『手品の種明かしを紹介する動画を真似してみた』

「暴露」の例文

・『医者が病院の隠蔽問題を記者の前で暴露して話題になった』
・『企業が隠蔽していた問題が暴露され、日本中に激震が走った』

まとめ

2つの言葉は秘密にしていることをあえて人に伝える行為を指しますが、何を明るみにするかに焦点を当てて、比較してみるといいでしょう。

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