この記事では、「最短」と「近道」の違いを分かりやすく説明していきます。
「最短」とは?
最短とは、一番短いことや短いところのことをいいます。
最短と書いて「さいたん」と読みます。
最短は、距離や時間を表す場合に用いられます。
例えば、「納期は最短でいつになりますか?」と尋ねる場合、時間や期間のことを表しています。
「最短のルートで向かう」といった場合には、距離のことを表していることが多いです。
「近道」とは?
近道とは、別の道と比べて目的地までの距離がより短い道のことをいいます。
また、その道を使うことを指す場合もあります。
近道と書いて「ちかみち」と読みます。
また、「出世の近道」というように、目的に早く達する方法や手段のことを指したりもします。
「最短」と「近道」の違い
最短は最も短いことで、近道は別の道と比較してより短い距離の道のことです。
近道は他の道と比べれば距離が短いですが、それが最短の距離の道とは限りません。
他にもっと距離が短い道がある場合もあります。
また、最短は距離だけではなく時間を表すこともあり、最短時間といったりもします。
「最短」の例文
・『最短のコースだと2kmくらいですが、急な上り坂なので大変です』
・『この商品は取り寄せるのに3日かかるので、発送は最短でも4日後になります』
・『最短30分で届くデリバリーはとても便利です』
「近道」の例文
・『遅刻しそうなので、禁止されている近道を通ってしまいました』
・『引っ越してきてから街中を散策していたら、学校までの近道を見つけました』
・『語学力を身につける近道は、机に向かって勉強するのではなく人と会話をすることです』
まとめ
最短は一番短いことで、近道は別の道よりも距離が短い道のことです。
近道は最短距離の道の場合もありますし、他にもっと短い距離の道がある場合もあります。
また、最短は時間を表す時にも用いられます。