この記事では、「冗長」と「長たらしい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「冗長」とは?
「冗長」は「じょうちょう」と読みます。
「冗長」は、「文章や話などが、無駄が多くて長いこと」という意味があります。
例えば、誰かの話を聞いた時、だらだらと話が長く、中身がないと感じることがあるかもしれません。
このような時、「話が冗長だ」という文章にできます。
「長たらしい」とは?
「長たらしい」は「ながたらしい」と読みます。
「長たらしい」は、「いかにも長い」、「嫌になるほど長い」という意味があります。
誰かの話を聞いた時、嫌な気持ちになるくらい、長いと感じた場合は、「長たらしい話だ」と表現することができます。
「冗長」と「長たらしい」の違い
「冗長」と「長たらしい」の違いを、分かりやすく解説します。
「冗長」は、「文章や話などが、無駄が多くて長いこと」という意味があります。
一方で、「長たらしい」は、「いかにも長い」、「嫌になるほど長い」という意味があります。
どちらも、話しや文章などが「長い」という共通の意味があります。
しかし「冗長」は「無駄が多い」という点に重きを置いているのに対して、「長たらしい」は「嫌な気持ちになる」という心情に重きを置いているという大きな違いがあります。
そのため、長い何かを目にしたときなどに、無駄が多いと感じたら「冗長」を使い、嫌な気持ちになった場合は「長たらしい」を使って表現してみましょう。
「冗長」の例文
・『冗長な文章が続く小説』
・『冗長すぎて、最後まで話を聞いていられない』
「長たらしい」の例文
・『長たらしい説教を聞いて、イライラする』
・『長たらしいラブレターをもらい、破いて捨てた』
まとめ
「冗長」と「長たらしい」という2つの言葉の違いについてみてきました。
2つの言葉は、とても似た意味がありますが、明確な違いがあることもわかりました。
2つの言葉の違いを知ることで、しっかりと使い分けることができるようになりそうです。
