沖縄には独特の食べ物がたくさんあります。
その中でポピュラーなお菓子として食べられているのが、「サーターアンダギー」や「チンビン」などです。
それでは、この「チンビン」とはどういう意味でしょうか。
また、「ポーポー」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「チンビン」と「ポーポー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チンビン」とは?
「チンビン」とは、沖縄の家庭で作られるお菓子のひとつで、非常にポピュラーなものです。
小麦粉を水に溶いたものに黒糖を混ぜて、それを薄く伸ばして焼き、筒状に巻いた状態で食べます。
黒糖が含まれているので通常は何もつけないで食べても甘く、子供のおやつとしても重宝します。
さらに、練乳などをつけて食べることもあります。
「ポーポー」とは?
「ポーポー」とは、沖縄の家庭で作られるお菓子のひとつで、多くの家庭で食べられています。
小麦粉を溶いたたものをフライパンなどで薄く伸ばして焼き、それに「アンダンスー」と呼ばれる沖縄の油味噌を塗って筒状に巻いたものです。
見た目はクレープとほぼ同じですが、味噌の味がするので初めて食べるとびっくりします。
「チンビン」と「ポーポー」の違い
「チンビン」と「ポーポー」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、小麦粉を焼いて丸く巻いた沖縄の郷土菓子のひとつであることは同じですが、調理方法が違うために、見た目も味もまったく違います。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、黒糖が含まれた褐色の生地で甘い味なのが「チンビン」で、クレープのような焼いた生地に油味噌をつけて巻いた甘辛い味なのが「ポーポー」である、ということになります。
まとめ
この記事では、「チンビン」と「ポーポー」の違いを、解説してきました。
沖縄のローカル食品会社に「沖縄製粉」がありますが、そこでは「サーターアンダギーミックス」や「ちんびんミックス」などのお菓子の材料をたくさん製造しています。