この記事では、「得意げ」と「自慢げ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「得意げ」とは?
「得意げ」は「とくいげ」と読みます。
「得意げ」は、「誇らしそうに感じている様子」という意味があります。
例えば、仕事を成功させた時、誇らしそうにしている様子の同僚を見たとき、「彼は得意げだ」などと表現することができます。
同時に、「それほど誇らしいことではない」という、皮肉めいた意味も含まれている言葉と言えます。
「自慢げ」とは?
「自慢げ」は「じまんげ」と読みます。
「自慢げ」は、「自分の能力や所有物などを誇るような様子」という意味があります。
誰かに対して、お金があることや、優秀であることを、誇っているような様子が見えるとき、「自慢げ」という言葉を使うことができます。
「得意げ」と「自慢げ」の違い
「得意げ」と「自慢げ」の違いを、分かりやすく解説します。
「得意げ」は、「誇らしそうに感じている様子」という意味があります。
一方で、「自慢げ」は、「自分の能力や所有物などを誇るような様子」という意味があります。
どちらも「誇らしそうな様子」という共通の意味がありますが、「得意げ」は、基本的に、自分がしたことに対して、誇らしい様子であるのに対して、「自慢げ」は、したことに加えて、能力や学歴など持っている物事に対しても、誇らしい様子であるという違いがあります。
「得意げ」の例文
・『契約を成功させ、得意げな同僚』
・『着地を成功させて、得意げな体操選手』
「自慢げ」の例文
・『自慢げに、コレクションを見せる』
・『自慢げに、学歴を語る見合い相手』
まとめ
「得意げ」と「自慢げ」という2つの言葉の違いについてみてきました。
2つの言葉は似た印象のある言葉で、意味もとても似ています。
しかし、適用する範囲に違いがあることが分かりました。
2つの言葉の違いを知ることで、きちんと使いわけることができるのではないでしょうか。