「気詰まり」の英語とは?例文も含め、日本語や英語を分かりやすく解釈

「気詰まり」の英語とは?日本語と英語

人生自由に生きれたらどんなにいいかと誰しもが思うのではないでしょうか。

しかしながら、気の合わない人やかけ離れた立場の人と否応なしに対面しなければならない場面はよくあるものです。

今回はそんな『気詰まり』という表現について見ていきましょう。

「気詰まり」の日本語での解釈

これは周りを気にして自分の思うような表現が発言、態度がとれずなんとも言えない不自由で不快な状況を意味した表現です。

例えば『厳しい上司との昼食はなんだか気詰まりしてしまう。』などの様に使います。


「気詰まり」の英語とは

この微妙な表現しがたい不快な感覚ははっきり物ごとを言うとされている英語圏でも存在しており、様々な表現があります。

今回はその中でも代表例を2つご紹介したいと思います。


『Feel ill at ease』

『Ill』(病気)という何とも英語らしい直接的な表現ではありますが、よく使われるイデオムです。

上記の1で挙げた様な状況は英語圏でも存在しており、『I felt ill at ease when I have a lunch with my strict boss. 』と表現します。

『Ill』という表現が余りにも露骨であれば、『Not feel at ease』とすることで少しマイルドな表現にすることも可能です。

『Constrained』や『Awkward』

この2つもよく使われる表現です。

先ほどの2. 1よりはおとなしい表現になりますが、なんとも言えない微妙な不快を表すときに日常会話で使われています。

『Constrained』は『-ed』が付いている通り、受け身にして『制約される』や『制限のある』という意味になります。

自分が思う様にできないという気が詰まる様な状況を表現するのにピッタリの単語です。

『Awkward』も良く使われており、特に学生など若い女性が頻繁に口にする言葉です。

もともとの意味は『ぎこちない』ですが、気が詰まる様な状況に自分の行動や発言、態度がぎこちなくなるという意味を込めて『I feel awkward. 』(気詰まりする。)と表現をします。

「気詰まり」を使った英語の例文(使用例)

・『I never feel at ease with math class because I am not good at it. 』(数学の授業は気詰まりするよ。だって数学が得意じゃないからね。『Never』を使って否定形の文章をつくっています。)

・『I felt awkward about hanging out with Tom because he did not talk a lot. 』 (トムと遊ぶのは気詰まりしたわよ。だって彼全然しゃべらないんですもの。『Hang out』で『遊ぶ』という表現になります。子供が遊ぶ『Play』と違い、学生や大人が友人や知り合いと街に繰り出す的な感覚です。頻出英語ですので是非覚えましょう。)

・『I felt really constrained under the pressure during presentation. 』(プレゼンテーション中の重圧で本当に気詰まりした。『Awkward』よりはフォーマルな表現で、ビジネスマンが良く使います。)

まとめ

如何でしたでしょうか。

『Constrained』や『Awkward』は少し難しい単語でしたが、『Feel ill at ease』は簡単な単語を繋げてストレートに気詰まりしている感覚を表現した面白いイデオムだったと思います。

これらの表現は日常会話で本当によく使われますので英語で会話をする際は是非意識してみて下さい。