この記事では、「嫌な言葉」と「不快な言葉」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「嫌な言葉」とは?
言われると傷つくのが「嫌な言葉」【いやなことば】といいます。
例えば、親が身障者だとからかわれたり、学歴が低いなど言われて嫌な気持ちになるのです。
言われると不愉快に感じ、嫌な気分になって落ち込む言葉を指します。
また、「お前だけが生きているんじゃない」だの、「偉そうにするな」と強い口調で怒鳴るのは心が酷く傷つく嫌な言葉になるのです。
「不快な言葉」とは?
辛いと思うのであれば、それは「不快な言葉」【ふかいなことば】になります。
例えば、背が低いだの、顔が不細工といった身体的なところをほじくり返されたとき嫌な感じがするのです。
また、貧乏なことを馬鹿にする、シングルマザーの子供であるとわざわざ取り上げるのは相手にとって不愉快極まりない言葉になります。
このように、嫌な気分になってしまう言葉を投げかけられるのは心底不快な気持ちになるのです。
「嫌な言葉」と「不快な言葉」の違い
「嫌な言葉」と「不快な言葉」の違いを、分かりやすく解説します。
見た目のことや、頭が悪いといった嫌悪感を感じるのが「嫌な言葉」です。
身体的なところだけではなく、親が高齢で年取っていると馬鹿にされるのも嫌な気持ちになります。
もう一方の「不快な言葉」は汚いだの、臭いといった身体的にいびるのは心底不愉快な気持ちになってしまうのです。
また、「お前のせいで駄目になった」、「ひとりで生きてるんじゃないぞ」といった言葉は精神的に深く傷つきます。
「嫌な言葉」の例文
・『SNSで嫌な言葉を書かれて、利用する気がなくなった』
・『猥褻で嫌な言葉を投げかけてくる上司を訴えた』
「不快な言葉」の例文
・『ギャル語で指導してくる不快な言葉で話す先輩が苦手だ』
・『上から目線で話す上司は、馬鹿にする不快な言葉を使う』
まとめ
あまり嬉しくない「言葉」を取り上げましたが、「嫌」と「不快」の違いがあります。
どのような言葉がどちらに当てはまるかに注目して、使い分けてみるといいでしょう。