「初期」と「当初」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「初期」と「当初」の違いとは?違い

この記事では、「初期」「当初」の違いを分かりやすく説明していきます。

「初期」とは?

ある物事や現象、活動などの始まりから一定期間のことを指す言葉です。

例えば、「江戸時代初期には、まだ戦国時代の荒々しい武士の気風が残っていました」や、「会社を創立した初期には、売上げもほとんどありませんでした」というように使います。

「初期」は、時代や期間を区分するときによく使われます。

例えば、「初期・中期・後期」という三段階の区分や、「初期症状・中期症状・末期症状」という病気の進行度の区分などです。

「初期」には、「過去を振り返る意識はそれほど強くない・中立的なスタンスで初めの時期に言及している」というニュアンスがあります。


「当初」とは?

ある物事や出来事の最初の時点やその時を指す言葉です。

例えば、「当初はもっと簡単に解決できる問題だと思い込んでいました」や、「結婚した当初、私たちは現実の生活を甘く見ていました」というように使います。

「当初」は、現在の時点から過去の時点を振り返ってみたときの、初めのほうの時期やその時に言及するときによく使われます。

「当初」には、「現時点からその時(過去の時点)を振り返ってみた場合の、初めのほうの時期・その時には」というニュアンスがあります。


「初期」と「当初」の違い

「初期」「当初」の違いを、分かりやすく解説します。

「初期」「当初」の違いは、「初めのほうの時期に言及する時のスタンス (過去を振り返って言及する意識の強さ)」にあります。

「当初」「現時点から過去を振り返った時の初めのほうの時期 (その時)」という意味のニュアンスが強くなっていますが、「初期」「過去を振り返る意識はそれほど強くない・中立的なスタンスで初めの時期に言及している」という違いがあります。

「初期」の例文

・『彼の作品は初期と後期で大きくスタイルが変わっています』
・『彼女は初期から私のファンでした』

「当初」の例文

・『当初は彼と仲良くなれると思っていたが、全然話が合わなかった』
・『当初は難しいと思っていたが、意外に簡単だった』

まとめ

「初期」「当初」は、似たような言葉ですが、用法やニュアンスが異なります。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるようにしましょう。

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