食べ物や物体に塩気があることを表す言葉には「しょっぱい」や「塩辛い」があります。
この記事では、「しょっぱい」と「塩辛い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「しょっぱい」とは?
「しょっぱい」とは食べ物に塩気があることや「塩辛い」ことを表す言葉です。
「しょっぱい」は食べ物以外にもスラングとして情けないことや嫌なこと、少ないこと、ケチなことを表す時にも使うことが可能です。
この意味である「しょっぱい」は元々相撲の世界で使われていた言葉であり、土俵に撒かれた塩を舐めるような負け続きを表す意味で使われていました。
「塩辛い」とは?
「塩辛い」とは食べ物が塩味の強いことを表す言葉です。
この言葉に使われている「塩辛」は魚介類の肉や内臓を塩漬けにした食べ物であり、これらはご飯のおかずは酒の肴として人気があります。
「塩辛」は素材本体に高濃度の塩を加えた発酵食品であり、古い時代から様々な食品が作られてきました。
「塩辛い」食べ物は多くの食塩を含むことから食べ過ぎると高血圧を引き起こしやすくなります。
「しょっぱい」と「塩辛い」の違い
この2つはどちらも食べ物に塩気があることや塩味が強いことを表す言葉です。
「塩辛い」は基本的に食品や料理に対して使う言葉であり、「しょっぱい」はこれ以外にも情けないことや少ないこと、ケチなことなどを表す時にも使います。
「しょっぱい」の例文
・『彼の流した涙はしょっぱく悔しい気持ちでいっぱいになりました』
・『味噌汁がちょっとしょっぱいので明日からは少し調整しましょう』
「塩辛い」の例文
・『塩辛い食品が好きなのですが、高血圧の兆しが見えてきているので少なくしたいです』
・『塩辛い魚はご飯に凄く合うので、ついつい沢山食べてしまいます』
まとめ
「しょっぱい」や「塩辛い」は食べ物に塩気があることや塩味が豊富なことを表す言葉です。
この2つは適度なレベルならば美味しいものが多く、ご飯のおかずとして人気があります。