「秘密基地」と「アジト」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「秘密基地」と「アジト」の違いとは?違い

この記事では、「秘密基地」「アジト」の違いを分かりやすく説明していきます。

「秘密基地」とは?

一般にはあまり知られていない場所や、自分だけの特別な場所を指す言葉です。

例えば、子供が友達と遊ぶために作った小屋や、恋人と二人だけで行く公園などが秘密基地と呼ばれることがあります。

秘密基地は、自分の居場所や心の安らぎを求める場所として、愛着や憧れを持たれることが多いと考えられます。


「アジト」とは?

元々は英語のagitating point(扇動の場所)の略で、非合法活動や革命運動の指導や扇動する秘密の指令所を指す言葉でした。

日本では、大正時代に社会主義運動が活発化するとともに定着しました。

その後、アジトという言葉は、非合法運動や犯罪者の隠れ家という意味で広く使われるようになりました。

例えば、テロリストやマフィアなどの組織が使う場所や、警察や敵対勢力から逃れるために潜伏する場所などがアジトと呼ばれることがあります。


「秘密基地」と「アジト」の違い

「秘密基地」「アジト」の違いを、分かりやすく解説します。

「秘密基地」とは、あまり知られていない良い場所や、自分たちだけの楽しい場所を指す言葉です。

子供のころに友達と作った木の上の小屋や、大人になってからの趣味の部屋などが「秘密基地」にあたります。

その一方で、「アジト」とは、非合法活動や犯罪行為する人たちが隠れたり、指令を出したりする場所を指す言葉です。

アジトはもともとロシア語で、革命運動やマフィアなどの秘密指令所を意味していました。

「秘密基地」の例文

・『彼女は自分の部屋を秘密基地にして、誰にも邪魔されないようにした』
・『彼は子供の頃、森の中に秘密基地を作って遊んでいた』

「アジト」の例文

・『彼らはアジトで革命計画を練っていた』
・『彼はアジトに逃げ込んで、追っ手から身を隠した』

まとめ

「秘密基地」「アジト」は、どちらも隠れた場所を意味しますが、「秘密基地」は比較的無害なイメージがありますが、「アジト」は犯罪や非合法な活動に関連するイメージが強いと考えられます。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるようにしましょう。

違い
違い比較辞典