「口出し」と「お節介」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「口出し」と「お節介」の違いとは?違い

この記事では、「口出し」「お節介」の違いを分かりやすく説明していきます。

「口出し」とは?

口出しとは、当事者ではないにも関わらず他人の話に割り込んで自分の意見を言うことをいいます。

また、「口を出す」と表現する場合もあります。

口出しは余計なことを言うといった意味で用いられることが多く、ネガティブなニュアンスが含まれています。


「お節介」とは?

お節介とは、他の人に対して余計な言動をとることをいいます。

他人のことに口をはさんだり、余計なお世話を焼いたりすることを表しています。

また、そういった余計なお世話をする人のことをお節介と呼んだりもします。

お節介の語源は、切匙(せっかい)という道具だといわれています。

切匙はすり鉢についたものを掻き落とす道具で、溝に入り込むことから他人の内側に入り込もうとすることを「おせっかい」と呼ぶようになったのです。

その後、「お節介」という漢字が当てられるようになりました。


「口出し」と「お節介」の違い

口出しは他人の話に割り込んで自分の意見を言うことで、お節介は他人に対して余計な世話を焼いたり要らぬことを言ったりすることです。

お節介には口出しも含まれますが、言葉ではない行動なども含まれます。

どちらもネガティブな意味で用いられる言葉です。

「口出し」の例文

・『子ども同士の揉め事に大人が何でもかんでも口出しするのは良くない』
・『何も知らないのに私の仕事に口出ししないで欲しい』
・『お金の使い方にまで口出しされてしまった』

「お節介」の例文

・『私のことを思ってくれているのは分かるが、お節介が過ぎる』
・『彼はお節介なところがあるけれど、悪気はないので大目に見てやって』
・『母がお節介なのは、昔からだ』

まとめ

口出しは当事者でもないのに話に割り込んで自分の意見を言うことで、お節介は余計な世話を焼いたり要らぬ口を挟んだりすることです。

お節介には口出しも含まれますが、それ以外の行動もあります。

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