この記事では、「行なっている」と「実施している」の違いを分かりやすく説明していきます。
「行っている」とは?
「行っている」の「行う」とは、物事をする、やる、処理する、指図する、処する、を意味します。
つまり、「行っている」とは、物事をやっている、処理している、指図している、処している、といった意味になります。
ある行動に対し継続的に行っていることを意味する言葉で、「練習を行っている」の場合は練習中を意味し、「テストを行なっている」の場合はテスト中を意味します。
「実施している」とは?
「実施している」の「実施」とは、計画していたことや法律などを実際に行うことを意味します。
つまり、「実施している」とは、現在、計画していたことなどを実際に行っていることを意味します。
単に何かを行なっているのではなく、計画やプロジェクトなどを実際に行動に移していることが「実施している」です。
「行なっている」と「実施している」の違い
「行なっている」と「実施している」の違いを、分かりやすく解説します。
「行なっている」と「実施している」は、どちらも何かを行なう、行動に移している、といった意味を持つ言葉です。
そのうえで、「行なっている」は、ある行動を継続的に行っていることを意味し幅広く使用することが可能な言葉になります。
一方、「実施している」の場合は、ある計画やプロジェクトなどを実際に行っていることを意味します。
単に何かを行なっているのではなく、事前に考えたことを行動に移している最中を意味します。
この点において、「行っている」との違いがあります。
「行っている」の例文
・『私は現在、断食を行っている最中です』
・『今回のプロジェクトに向け会議を行っている』
「実施している」の例文
・『前回の会議で上がった計画を実施している』
・『良い案だと満場一致で決まった案を実施している』
まとめ
「行なっている」と「実施している」は、「行う」と「実施する」の違いから、以上のような違いがあることがわかります。
