この記事では、「半年」と「半期」の違いを分かりやすく説明していきます。
「半年」とは?
一年の半分の期間を表す言葉です。
一年は12か月なので、半年は6か月です。
例えば、「半年前に引っ越した」という場合は、6か月前に引っ越したということです。
「半年」は、実際に経過した期間や経過する期間に使われます。
「半期」とは?
一定の期間の半分を表す言葉です。
とりわけ、一年の半分を指す場合が多く、その場合は「半年」と同じ意味になります。
しかし、「半期」は、区切りや区分を意味するのが一般的で、実際の期間には使われにくいと言えます。
例えば、「半期決算」や「上半期」「下半期」などのように、ビジネスや学校などで一年を2つに分けた単位として使われます。
「半期」は、一年以外の期間の半分を表す場合もあります。
「半年」と「半期」の違い
「半年」と「半期」の違いを、分かりやすく解説します。
「半年」は、6か月の期間を表す言葉です。
その一方で、「半期」は、一定の期間の半分を表す言葉です。
「半期」は、区切りを意味するのが一般的で、「半年」とは違い、実際の期間には使われにくいという点に注意しましょう。
例えば、「半年がたった」といえば、6か月経過したという意味ですが、「半期がたった」といえば、一定期間のうち半分が終わったという区切りを表わします。
「半年」の例文
・『彼は入社してから半年で、課長まで上り詰めた』
・『私たちは半年ごとに、定例会を開いている』
「半期」の例文
・『半期の中間決算は赤字だったので、後期は頑張らないといけない』
・『この会社では、半期ごとに、個人のパフォーマンスを振返る』
まとめ
「半年」と「半期」はどちらも一年の半分の期間を表す言葉ですが、使い方に違いがあります。
「半年」は単に六か月のことを言います。
その一方で、「半期」は一年を上期と下期に分けた期間のことを言います。
企業では半期ごとに決算を実施することが多いと考えられます。
それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。
