韓国ドラマの時代劇において、多くの場合は王の関係者が主人公であったり、それらの人たちが主要人物として描かれたりします。
そんなドラマの中で使われる言葉には日本ではなじみのない言葉がたくさんありますが、「王妃」と「大妃」というのも有名です。
が登場します。
それでは、この「王妃」とはどういう意味でしょうか。
また、「大妃」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「王妃」と「大妃」の違いを分かりやすく説明していきます。
「王妃」とは?
「王妃」とは、韓国語では「ワンピ」読みます。
通常の使い方としては「王様の正妻」のことを言います。
言葉としてはヨーロッパの王様の妃に対しても使われる言葉なので、なじみがあるといえるでしょう。
「大妃」とは?
「大妃」とは、韓国語では「テビ」と読み、一般的には「前の王様の正妻」あるいは「さらに前の王様の正妻」のことを言います。
韓国の王室での呼び方なので、日本やその他の国では使われません。
「王妃」と「大妃」の違い
「王妃」と「大妃」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、韓国の歴史ドラマなどで使われる「王様の正妻」のことを指す言葉ですが、どう違うのでしょうか?この2つの違いを最も簡単に説明するなら、すでに2つの言葉の意味として説明したように、現時点の王様の正妻が「王妃」であり、以前の王様の正妻が「大妃」ということになります。
これは、日本における「上皇」が以前の天皇を表す言葉として使われているのに似ています。
つまり、現在の立場とそれ以前の立場を分けており、さらに以前の立場のほうを「大きい」と表現しているということです。
「王妃」の例文
・『韓国ドラマの時代劇では王様のお妃を「王妃」といいます』
・『「王妃」という言葉は王様がいる国における配偶者をあらわす言葉として一般的に使われます』
「大妃」の例文
・『韓国ドラマの時代劇では前の王様のお妃を「大妃」といいます』
・『「大妃」という言葉は現在の王様よりも以前の王様の配偶者に対して使われます』
まとめ
この記事では、「王妃」と「大妃」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。