「赤ワイン」と「白ワイン」は、何がどのように異なるのでしょうか。
この記事では、「赤ワイン」と「白ワイン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「赤ワイン」とは?
見た目が赤い「赤ワイン」。
「赤ワイン」に用いられているブドウの皮は紫色。
黒っぽい色の皮で覆われたブドウを使用し「赤ワイン」は作られています。
主な品種はカベルネ・ピノ・ノワール種、ソーヴィニヨン種、メルロー種など。
果肉は薄い色でも、その皮ごと使用しているため、「赤ワイン」の色は赤色になります。
このように、「赤ワイン」の場合、ブドウの果肉だけでなく皮も、そして、種まで用いて製造されます。
通常は25度から30度の温度で発酵させ、その期間は1週間から10日ほどとなります。
そして、完成した「赤ワイン」は皮や種まで丸ごと使用していることから渋みがあり、味の濃い料理やお肉料理にピッタリです。
「白ワイン」とは?
見た目が白い「白ワイン」。
「白ワイン」に用いられているブドウの皮は薄いグリーン。
白いブドウを使用し「白ワイン」は作られています。
主な品種はシャルドネ種、セミヨン種、ソーヴィニョン・ブラン種など。
「白ワイン」の場合、使用するものは果肉のみ。
皮や種は使用しません。
果肉のみをしぼり、その果汁を発酵させ製造します。
その風味を壊さないよう低温発酵が基本で温度は15℃から20度の間で管理されます。
そして、完成した「白ワイン」は辛口ながらもドライな点が特徴で、シンプルな料理にピッタリです。
「赤ワイン」と「白ワイン」の違い
同じブドウを使用し製造される「赤ワイン」と「白ワイン」ですが、使用されるブドウの品種や製造工程に大きな違いがあります。
その結果、完成した味にも違いが現れ、適した料理にも違いが発生します。
「赤ワイン」の場合は皮も種も使用しますが、「白ワイン」の場合は果肉のみ。
その結果、渋み味の「赤ワイン」と辛口の「白ワイン」といったように味も大きく変わってきます。
まとめ
以上のように、使用するもの、製造工程、そして味にも大きな違いがある「赤ワイン」と「白ワイン」になります。