相手とは態度や考えが違う時に抱く感情には「反感」や「敵意」があります。
この記事では、「反感」と「敵意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「反感」とは?
「反感」とは相手の意見や存在に対して受け入れられないと感じることを表す言葉です。
「反感」は相手の考えに対して反抗する時や反発する感情を表す時にも使うことが可能です。
「反感を買う」とは相手に対して反抗の感情を抱かせることを表す言葉です。
「反感」の類義語には「敵対心」や「害意」があります。
「敵対心」は相手と争う気持ちを表す意味があり、スポーツや勝負におけるライバル心としても使うことが可能です。
「敵意」とは?
「敵意」とは相手に対して敵対しようとする意志や気持ちを表す言葉です。
「敵意」はこれ以外にも憎しみの感情を含むものも多く、争いや喧嘩などに繋がるものも存在します。
「敵意」は相手を敵として憎む感情を表す意味があり、類義語には「敵愾心」や「戦意」などがあります。
「敵意」とよく似ている言葉には「悪意」がありますが、こちらは人を貶めようとする気持ちや害を与えようとする意志を表す言葉です。
「反感」と「敵意」の違い
「反感」は相手に対して反抗する気持ちや受け入れられないと感じることを表す言葉です。
「敵意」とは相手に対して敵対する気持ちや憎しみを持って争う気持ちを表す言葉です。
「反感」の例文
・『彼氏の行動は彼女の反感を買ったらしく、2人はしばらく話し合っていません』
・『彼の意見に対して自分は反感を抱いており、少し冷静になって考えをまとめる必要があります』
「敵意」の例文
・『背後から敵意を感じたため暗殺者はその場からすぐに飛び降りました』
・『未開の地で訪れた村から多くの敵意を感じたので、何とかコミュニケーションを取ろうとしました』
まとめ
「反感」は相手に対して反抗する気持ちを表す言葉であり、「敵意」は相手に対して敵対することや憎しみを持つことを表す言葉です。