この記事では、「方向」と「方角」の違いを分かりやすく説明していきます。
「方向」とは?
「方向」は「ほうこう」と読みます。
「方向」は、「物が向いたり、進んだりする方」という意味があります。
例えば、誰かが駅に向いて、歩き始めた場合は、「駅の方向に歩いていく」という文章にできます。
また「方向」には、「気持ちや行動の向かうところ」という意味があります。
「方針」と言い換えることも可能です。
「将来の方向性を決める」などと言う使い方ができます。
「方角」とは?
「方角」は「ほうがく」と読みます。
「方角」は「ある地点をもとにして、東西南北で表した方向」という意味があります。
この場合、「北の方角」などという、使い方ができます。
また「方角」には、「吉凶に関わる方位」という意味があります。
例えば占いの結果、西に進むと運気が下がる場合は、「西は方角が悪い」などと表現します。
さらに、「方角」には、「そのもののある方向」という意味があります。
例えば、家がある方向を指さすとき、「家はあの方角にある」などと言います。
「方向」と「方角」の違い
「方向」と「方角」の違いを、分かりやすく解説します。
「方向」には、「物が向いたり、進んだりする方」という意味があり、「方角」は、「ある地点をもとにして、東西南北で表した方向」という意味があります。
どちらも、物が向いている方や、進む方を表現できる言葉ですが、「方向」は、「右の方向に進む」「上方向に歩いていく」など、左右や上下などの言葉を使うことができるのに対して、「方角」は、「東の方角に進む」、「南の方角を目指す」など、「東西南北」限定で使う言葉という違いがあります。
まとめ
「方向」と「方角」の違いについて見てきました。
「方向」と「方角」のどちらも、物の向きや、進む方を表すことができますが、「東西南北」の限定なのが「方角」という違いがあることを覚えておきましょう。