地球の地軸が通る場所を「北極」と言いますか、「南極」と言いますか。
この記事では、「北極」と「南極」の違いを分かりやすく説明していきます。
「北極」とは?
地球上で地軸という自転の軸が北方で地表と交わる点のことです。
地球の北の果ての地方であり北極圏とも言います。
「南極」とは?
地球上で地軸が南方で地表と交わる点のことです。
南極圏および南極大陸とその付近を指し、南極地方とも言います。
「北極」と「南極」の違い
「北極」と「南極」の違いを、分かりやすく解説します。
「北極」と「南極」は、両方とも地球の地軸が地表と交わる点であり、半年間太陽が当たらず寒い地域ですが、位置している方角、四季のタイミングと星の動き、生息している動物、大陸の有無、それによって平均気温や観測基地の有無が違います。
「北極」は地球の北の果てにありホッキョクグマが生息します。
大陸はなく氷が浮かんでいるだけで常駐できる観測隊もいません。
冬の平均気温は約マイナス25度です。
「南極」は地球の南の果てに位置しペンギンが生息しており、大陸があるため南極基地という観測基地があり空輸された資材で生活できます。
海より大陸の方が冷たくなりやすく冬の平均気温は約マイナス50~60度で「南極」の方が寒くなります。
また「北極」が夏のときは「南極」は冬になり、星の動きも反対回りです。
まとめ
「北極」と「南極」は両方とも地軸が地表と交わる地域で半年間太陽が当たらず気温は低いですが、方角、四季が来るタイミングと星の動き、住んでいる動物、大陸の有無や平均気温が違います。
「北極」も「南極」も動物が生息するには厳しく行ったことがある人も少ない場所ですが、雄大な自然や美しい景色、厳しい寒さの中で生活する野生動物たちの様子などが見られる希少な地です。
映像や博物館などで「北極」や「南極」の魅力を知れば、野生動物の生活や雪と氷の世界など壮大な大自然を疑似体験できます。
ぜひ調べてみましょう。
