「カーペット」と「マット」はどちらも室内の床に敷く敷物です。
この2つはどのような違いで区別されているのでしょうか。
今回は、「カーペット」と「マット」の違いを解説します。
「カーペット」とは?
「カーペット」とは、「部屋の床全体に敷く大きな敷物」を指す言葉です。
「カーペット」の使い方
主に洋室のフローリングに敷く敷物で、床の大部分に敷きつめるように敷く大きな敷物を指します。
フローリングがむき出しの床はそのままだと冷たく固いので部屋の温度が下がったり歩いた時にコツコツ音を立てたりなど不都合が生じます。
そのような不都合を解消するために敷くのが「カーペット」です。
「マット」とは?
「マット」とは、「特定の目的のために床の一部分に敷く小さな敷物」を指す言葉です。
「マット」の使い方
靴についた汚れを落としたりクッションにしたり水はねを防いだりなど具体的な目的を達成するために敷く小さめの敷物を指します。
一般的なサイズは1mに満たない程度の大きさで玄関や廊下など特定の機能が必要な場所に設置します。
機能に応じて素材やデザインにも違いがある実用目的の敷物です。
「カーペット」と「マット」の違い
「カーペット」と「マット」の違いは「大きさ」と「使い方」です。
「カーペット」は一部屋に近い程度の大きさで一度敷いたら特別な理由がない限り床の一部として敷きっぱなしにします。
「マット」は靴の汚れ落としや水はね防止など具体的な目的のための敷物なので玄関や洗面所など必要な場所に設置しそれぞれの用途に応じた使い方で使用されます。
「カーペット」の例文
・『部屋にカーペットを敷く』
・『カーペットに掃除機をかける』
「マット」の例文
・『玄関マットは泥で汚れやすい』
・『床に水がはねないようにマットを敷く』
まとめ
「カーペット」と「マット」は大きさと使い方で区別されます。
それぞれの違いを知り正しく使い分けましょう。