火薬の力で弾を発射する武器には「銃」や「鉄砲」があります。
この記事では、「銃」と「鉄砲」の違いを分かりやすく説明していきます。
「銃」とは?
「銃」とは英語で“gun”と書く言葉であり、こちらは筒状の銃身から火薬やガスを使って弾丸を発射する武器を表します。
「銃」は中世以降に様々な科学の発展によって作られたものであり、特に火薬の発明により「銃」は様々な場面で武器として使われるようになりました。
「銃」の弾丸は火薬や気体の圧力を使って発射する仕組みになっており、殺傷能力が高いことから国によって所持や使用が法律で定められています。
「銃」には色々な種類がありますが、基本的には口径が20ミリ以下となっています。
「鉄砲」とは?
「鉄砲」とは銃身から火薬の力を使って弾丸を発射する武器を示す言葉であり、こちらは日本では戦国時代から使われたことで有名です。
「鉄砲」は個人が手に持って使う小さな形のものから、大砲などの大型のものを示す時にも使うことが可能です。
日本ではこの「鉄砲」を使った「鉄砲隊」や「鉄砲足軽」が戦国時代で大活躍しました。
「銃」と「鉄砲」の違い
「銃」や「鉄砲」はどちらも火薬の力を使って弾丸を発射する武器を示す言葉です。
「鉄砲」は基本的に火薬のみを使いますが、「銃」はこれ以外にもガスなどの圧力を使って弾丸を発射します。
「銃」の例文
・『拳銃を持った警察官が付近を巡回している』
・『レーザー銃を持った男は施設に潜入して、工作活動を始めた』
「鉄砲」の例文
・『鉄砲隊の急襲によって部隊は壊滅した』
・『水鉄砲で子供たちが遊んでいます』
まとめ
「銃」や「鉄砲」はどちらも火薬の力を使って弾丸を発射する武器を示す言葉です。
日本では外国から「鉄砲」が伝来して、その後戦国時代では多くの「鉄砲」が使用されました。
この2つはどちらも殺傷能力があるため、使用や保持には法律による規制が定められています。