この記事では、「迎えに行く」と「出迎える」の違いを分かりやすく説明していきます。
「迎えに行く」とは?
来る人を迎えるために、自分がその人の元へ行くことです。
例えば、友達が自分の家に遊びに来るとき、自分が駅まで行って友達を迎えるという場合に使います。
このとき、自分は「駅まで迎えに行く」と言います。
また、自分が迎えに行く相手は、自分と同じか目下の人であることが多いと考えられます。
目上の人に対しては、敬語で「お迎えに参ります」と言うのが適切です。
「出迎える」とは?
来る人を迎えるために、自分がその人が到着する場所まで出て行くことです。
例えば、客や上司が自分の会社に訪れるとき、自分が玄関まで出て行って客や上司を迎えるという場合に使います。
このとき、自分は「玄関まで出迎えます」と言います。
また、自分が出迎える相手は、自分より目上の人であることが多いと考えられます。
目下の人に対しては、「出迎える」よりも「迎えに行く」の方が自然です。
「迎えに行く」と「出迎える」の違い
「迎えに行く」と「出迎える」の違いを、分かりやすく解説します。
「迎えに行く」と「出迎える」の違いは、自分が迎える相手の立場や距離によって使い分けるということです。
一般的に、「迎えに行く」は、自分と同じか目下の人で、自分から遠い場所にいる人を迎えるときに使います。
「出迎える」は、自分より目上の人で、自分の近くに来る人を迎えるときに使います。
「迎えに行く」の例文
・『今日は友達の結婚式なので、駅まで迎えに行きます』
・『子供たちが学校から帰ってくるので、バス停まで迎えに行かなくちゃ』
「出迎える」の例文
・『お父さんが出張から帰ってくるので、玄関で出迎えるね』
・『今日は新入社員の歓迎会があります。会場で皆さんを出迎えます』
まとめ
「迎えに行く」と「出迎える」の違いは、自分が行く先が相手のいる場所か、相手が来る場所かという点に落ち着きます。
また、敬語表現としては、「迎えに行く」は「お迎えに参ります」、「出迎える」は「お出迎えします」などと言い換えられると考えられるでしょう。