この記事では、「パエリア」と「炊き込みご飯」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パエリア」とは?
フライパンで野菜・魚介類・肉などを炒めて、米・水・サフランを加えた炊いた食べもののことです。
スペインのバレンシア地方が発祥です。
「パエリア」はバレンシア地方の言葉でフライパンを意味します。
もともとバレンシア地方の調理器具を用いた料理方法を指す言葉だったのですが、料理の名前として浸透していきました。
使用する具材に決まりはなく、野菜はパプリカ・にんじん・玉ねぎ・アスパラガス、魚介類はイカ・タコ・エビ・白身魚、肉類は鶏肉やウインナーなどが使用されています。
調味料は基本的には塩とサフランのみです。
サフランは高価なため、他の黄色の着色料を使うこともあります。
「炊き込みご飯」とは?
野菜・魚介類・肉などとともに米を炊いた食べもののことです。
塩・醤油・酒などで味付けをするのが一般的です。
使用する具材に決まりはありません。
加える具材によって、「たけのこご飯」「栗ご飯」「きのこご飯」などと呼ぶこともあります。
米を炊く際には、炊飯器や鍋を使用します。
具材は先に加熱調理することもあれば、しないこともあります。
具材の種類によって、先に調理をする場合もあればしない場合もあります。
米を炊くときに具材を一緒に入れており、炊きあがった飯に具材を混ぜ合わせるのではありません。
「パエリア」と「炊き込みご飯」の違い
「パエリア」と「炊き込みご飯」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はフライパンで調理をすることと、黄色をつけるためにサフランを使用する特徴があります。
具材をフライパンで炒め、そこに水・米・サフラン・塩を加えて調理をします。
後者は具材とともに米を炊きます。
サフランは使用しないことが一般的です。
調理には炊飯器や鍋を使用します。
まとめ
2つのものは、調理の仕方や使用する調味料に違いがあります。
