この記事では、「月謝」と「謝金」の違いを分かりやすく説明していきます。
「月謝」とは?
習い事や塾などで、指導を受けることへの謝礼として毎月支払う金銭のことです。
月謝は、指導者と受講者の間に契約がある場合が多く、指導内容や時間、回数などに応じて決められます。
月謝は、指導者の収入となり、所得税や消費税などの税金がかかります。
月謝は、指導者が受講者に対して提供するサービスの対価として支払われるものであり、受講者の感謝の気持ちだけでなく、指導者の労働に対する報酬としての性質も持ちます。
「謝金」とは?
お礼の意を表す金銭のことです。
謝金は、感謝の気持ちが優先されたものであり、対価としての性質はあまり強くありません。
謝金は、取材や対談、アンケートなどに協力した場合や、懸賞や投稿等に入選した場合などに支払われることがあります。
謝金は、受け取った人の収入となり、所得税や消費税などの税金がかかります。
謝金は、支払う側が源泉徴収する必要がある場合が考えられます。
「月謝」と「謝金」の違い
「月謝」と「謝金」の違いを、分かりやすく解説します。
「月謝」は、主に指導や教育を受ける場合に、月ごとに支払う授業料や謝礼のことを指します。
その一方で、「謝金」は、何かのお礼やお詫びとして、一度だけ相手に渡す金銭のことを指します。
「月謝」は定期的に支払うもので、「謝金」は臨時的に支払うものという違いがあります。
また、「月謝」は相手に対して感謝や尊敬の気持ちを表すもので、「謝金」は相手に対して申し訳ないという気持ちを表すものというニュアンスの違いもあります。
「月謝」の例文
・『月謝が高いからといって、習い事をやめるのはもったいないと思います』
・『この教室では、月謝は前払い制です。月初めにお支払いください』
「謝金」の例文
・『謝金を受け取るのは気がひけますが、あなたの気持ちをありがたく受け取ります』
・『今回の件に関しては、相手に謝金を渡したほうが良いかと思います』
まとめ
「月謝」と「謝金」の違いについての説明です。
月謝は、指導を受けることへの対価として毎月支払う金銭であり、謝金は、お礼の意を表す金銭であるということが、大きな違いだと言えます。
