「身だしなみ」と「身支度」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「身だしなみ」と「身支度」の違いとは?違い

この記事では、「身だしなみ」「身支度」の違いを分かりやすく説明していきます。

「身だしなみ」とは?

身だしなみとは、人に不快感を与えないように服装や振る舞いなどを整えることをいいます。

例えば、ボサボサの髪の毛を梳かして整えることもその1つですし、男性の場合にはヒゲを剃ったりすることも含まれます。

また、清潔感のある身なりをすることも身だしなみになります。

身だしなみの語源は「身を嗜(たしな)む」で、見苦しくないように服装を整えるという意味があります。


「身支度」とは?

身支度とは、何かをするために身なりを整えることをいいます。

顔を洗ったり歯を磨いたりすることも身支度に含まれますし、着替えをすることなども含まれます。

身支度の「身」「からだ」のことで、「支度」には「準備する、用意する」という意味があります。

また、あるものにとりかかるための用意のことを指したりもします。


「身だしなみ」と「身支度」の違い

身だしなみも身支度も身なりを整えることをいいますが、身だしなみは人に不快感を与えないようにするために行います。

そのため清潔感のある服装や髪型、メイクなどにする必要があります。

身支度は外出するなど何かの目的のために行うものなので、人に不快感を与えるかどうかは関係ありません。

「身だしなみ」の例文

・『人と接する機会が多い営業職は身だしなみを整えておく必要がある』
・『身だしなみが整っていないと、だらしない人だと思われてしまう』
・『デートなので身だしなみを整えておく』

「身支度」の例文

・『身支度が終わるまでちょっと待っていて欲しい』
・『君が身支度をしている間に犬の散歩をしてくるよ』
・『部屋着から着替え、急いで身支度をした』

まとめ

身だしなみも身支度も身なりを整えることを表しています。

人に不快感を与えないために行うのが身だしなみで、何かをするために行うのが身支度になります。

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