この記事では、“Oh my God”と“Oh my gosh”の違いを分かりやすく説明していきます。
「Oh my God」とは?
“Oh my God”の意味は以下の通りです。
1つ目は「何てこった」「これは大変だ」という意味で、突然のものごとに驚いた時の感情を表します。
2つ目は「ああ困った」「どうしよう」と意味で、窮地に追い込まれて動揺する感情を表します。
3つ目は「けしからん」「許せん」という意味で、ものごとに対する怒りの気持ちを表します。
上記に共通するのは「突然沸き起こる感情を表現する」という意味です。
“God”は主にキリスト教の「神」「創造主」という固有名詞で、大文字で始まります。
「天地創造の主」という意味から転じて、「感動・喜び・絶望・苦痛・驚き・怒り」などを表す感嘆詞として使われることもあるのです。
「Oh my God」の使い方
“Oh my God”は、「何てこった」「これは大変だ」「ああ困った」「どうしよう」「けしからん」「許せん」などの意味で使われます。
感嘆詞として使われ、表現も“My God!”“Oh, God!”“Good God!”などがあります。
基本的に、驚いた時や嬉しい時、怒った時、失望した時など、大きな感情が沸きおこる時に使われる言葉で、良い意味・悪い意味どちらにも使われます。
「Oh my gosh」とは?
“Oh my gosh”の意味は以下の通りです。
1つ目は「えっ?」「おや?」という、気持ちが動揺した時の感情を表現します。
2つ目は「しまった!」という、突然の気づきの感情を表します。
上記に共通するのは「気持ちが動揺した時の表現」という意味です。
“gosh”は、“God”を湾曲表現です。
聖書には「みだりに神の名を語ってはいけない」と言われていることから、キリスト教信者の人の前で軽々しく“God”を使わない様に変化させた言葉です。
「Oh my gosh」の使い方
“Oh my gosh”は「えっ?」「おや?」「しまった!」などの意味で使われます。
間投詞として使われ、“gosh”は固有名詞ではないので大文字で始まりません。
基本的に、“Oh my God”よりもやや軽めで、内面で処理できる様な感情に使われる言葉です。
「Oh my God」と「Oh my gosh」の違い
“Oh my God”は「大きな感情が沸きおこる時に使われる言葉」という意味です。
“Oh my gosh”は「やや軽めで、内面で処理できる様な感情に使われる言葉」という意味です。
「Oh my God」の例文
・『Oh my god, I can’t believe it. 』(何てこと、とても信じられない)
・『Oh my god, that’s so terrible!』(何てこと、お気の毒に)
・『Oh my god, it really happened. 』(大変だ、本当に起きた)
「Oh my gosh」の例文
・『Oh my gosh, you are here. 』(まさか君がここにいるとはね)
・『Oh my gosh, that’s too bad. 』(えっ、それは大変だったね)
・『Oh my gosh, you scared me!』(おやびっくりした!)
まとめ
今回は“Oh my God”と“Oh my gosh”について紹介しました。
“Oh my God”は「強い感情表現」、“Oh my gosh”は「Oh my Godの湾曲表現」と覚えておきましょう。