「生き生き」と「元気のいい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「生き生き」と「元気のいい」の違いとは?違い

この記事では、「生き生き」「元気のいい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「生き生き」とは?

「生き生き」とは、「活気にあふれていて勢いがある」さまや「生気が満ちていてみずみずしい」様子などを示す言葉です。

漢字では「活き活き」と表記されることもある文言で、「元気いっぱいである」または「とても新鮮な状態」などを表しており、「快活(かいかつ)な」ないし「はつらつと」などという語句と同じようなニュアンスで使用されています。


「元気のいい」とは?

「元気のいい」とは、「活力のある」もしくは「活動力が盛んである」などという意味合いで使われている言葉です。

「エネルギーに満ちあふれている」さまや「やる気がみなぎっている」様子などを表しており、「生気に満ちた」あるいは「意気軒昂(いきようよう)な」などという語句と似たようなニュアンスで用いられている文言です。


「生き生き」と「元気のいい」の違い

「生き生き」「元気のいい」は、どちらの語句も「活気がある」などという意味合いで使われています。

「生き生きとした生徒たち」および「元気のいい生徒たち」などという同様の使い方ができる文言で、いずれも「健康そうに見える生徒たち」などというニュアンスで用いられています。

また「水槽の魚たちは生き生きとしていますね」ないし「水槽の魚たちは元気のいい様子ですね」などという少々異なる言い回しに言い換えることができる双方の語句でもあります。

「生き生き」の例文

・『運動会で生き生きとしている子供たち』
・『転職してきたばかりの彼女は毎日とても生き生きとしていますね』

「元気のいい」の例文

・『名前を呼ばれたら元気のいい返事を返してください』
・『とても元気のいい生徒たちと一緒に修学旅行を楽しむ』

まとめ

「生き生き」「元気のいい」は、いずれも「活気にあふれている」などという意味合いで使われている言葉です。

使用する際にはそれぞれの語句がもっている微妙なニュアンスの違いに注意をしながら上手に使い分けるようにしましょう。

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