物事が正しいことを表す言葉には「正解」や「妥当な」があります。
この記事では、「正解」と「妥当な」の違いを分かりやすく説明していきます。
「正解」とは?
「正解」とは正しい解答や解釈を表す言葉であり、解答することや解釈することを表す時にも使います。
「正解」はこれ以外にも実際にやった行為や行動が結果的によかったと思われることを表す時にも使うことが可能です。
「正解」の反対語は「不正解」であり、これらはテストの問題の採点に使われます。
理論的な問題や数学的な問題は1つの「正解」があるものが多いのですが、世の中には1つの「正解」がない問題も多く存在します。
「妥当な」とは?
「妥当な」とは問題や実情などに合っていることを表す言葉であり、ぴったり当てはまっていることを表す時にも使います。
「妥当な」は適切であることを表す意味があり、相応のものや見合ったものという意味でも使うことが可能です。
「妥当な」の類義語には「穏当な」がありますが、こちらは物事や回答に無理がないことや性格が穏やかなことを表す時に使います。
「正解」と「妥当な」の違い
「正解」は正しい解答や解釈を表す言葉であり、「妥当な」は実情などに合っていることや相応であることを表す言葉です。
「正解」は具体的で1つのものを示すのが特徴であり、「妥当な」はある程度範囲を持った答えを表す時に使うことが可能です。
「正解」の例文
・『この問題の正解が分からなかったので、兄に教えてもらいました』
・『クイズの正解を送信するとキャンペーン応募が完了します』
「妥当な」の例文
・『その判決内容は妥当なものであり、かなり安心できる結果に終わりました』
・『指揮官の妥当な判断により被害は大幅に抑えられました』
まとめ
「正解」や「妥当な」は問題に対する適切な答えを表す時に使う言葉です。
「正解」は具体的なものを表す時に使い、「妥当な」はある程度適切なものを表す時に使います。