物事や行為が洗練されていないことを表す言葉には「泥臭い」や「野暮」があります。
この記事では、「泥臭い」と「野暮」の違いを分かりやすく説明していきます。
「泥臭い」とは?
「泥臭い」は「どろくさい」と読む言葉であり、「どろにおい」とは読みません。
「泥臭い」は泥のような臭いがすることや物事や行為が洗練されていないことを表す時にも使います。
「泥臭い」は垢抜けていない状態や様子を表す意味があり、真面目な努力や堅実な行為などを表す時にも使うことが可能です。
「泥臭い」の類義語には「ダサい」があり、こちらは色々な場面で使われています。
「野暮」とは?
「野暮」は「やぼ」と読む言葉であり、人の気持ちや機微に通じていないことを表します。
「野暮」はこれ以外にも言葉や行為などが洗練されていないことを表す時にも使うことが可能です。
「野暮」は恋愛感情や他人の恋の気持ちなどがよく分からないことを表す時にも使います。
「野暮ったい」とは姿や服装、性格などが垢抜けていないことや趣味が洗練されていないことを表す言葉です。
「泥臭い」と「野暮」の違い
この2つはどちらも物事や行為が洗練されていないことを表す言葉です。
「泥臭い」は洗練されていないが地道な努力や汗をかいた堅実な行為などを表す時にも使います。
「野暮」は恋愛に対する機微に通じていないことを表す時にも使います。
「泥臭い」の例文
・『いままで泥臭い努力を続けてきたこともあり、ついにその試験に合格しました』
・『泥臭い主人公が最後に勝利をもぎ取るシーンはとても感動しました』
「野暮」の例文
・『彼は野暮なことが有名であり、恋人ができるような機会にまるで気づきません』
・『彼女は彼の野暮ったい性格に焦らされており、はやくアタックが成功して欲しいなと思っています』
まとめ
「泥臭い」や「野暮」は洗練されていないことを表す言葉です。
「泥臭い」は実直な努力や堅実な行為を表す意味もあります。