「萎える」と「干からびる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「萎える」と「干からびる」の違いとは?違い

この記事では、「萎える」「干からびる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「萎える」とは?

萎えるとは、気力や体力が衰えて弱ることをいいます。

ぐったりして、元の活力が失われることを表しています。

「体が萎える」とか「心が萎える」といった使い方をします。

また、萎えるは草花などがしおれることを表す場合もあります。

それから衣服の糊が落ちて、着やすくなることを萎えると呼ぶこともありました。

最近では恋愛において相手に冷めることを萎えるといったりもします。


「干からびる」とは?

干からびるとは、水分がなくなって乾ききることをいいます。

また、潤いや張りなどがなくなることを表す場合もあります。

干からびるは、水分が失われた状態を表しています。

水分がなくなることを「乾く」といいますが、それよりももっと水分がなくなってカラカラに乾くことが干からびるになります。

干からびるは水分が失われて乾ききることをいいますが、萎えるにも水分が失われるという意味があります。

草花などの水分が失われてしなびることを萎えると呼んでいます。

また、萎えるには気力や体力が衰えて弱るという意味もあります。


「萎える」の例文

・『大病を患ってから心も体もすっかり萎えてしまいました』
・『花が萎えないようにしっかり管理したいと思います』
・『彼の横柄な態度を見たら、気持ちが萎えるのも仕方がありません』

「干からびる」の例文

・『雨が降らない日が続いているので、もうすぐ田んぼが干からびてしまいます』
・『川が干からびるなんてめったにないことです』
・『あまりの暑さで体がすっかり干からびるかと思いました』

まとめ

萎えるも干からびるも、水分が失われることを表す言葉です。

萎えるは草花などの水分が失われてしなびることをいいますが、気力や体力が衰えて弱るといった意味もあります。

干からびるは物から水分が失われて乾ききることを指しています。

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